表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
科学の知識で異世界旅  作者: 察知
プリズン山脈

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

101/106

土地勘

朝が訪れ、太陽の眩しい光がラオト達を起こした。今日のラオトは今までの朝に比べ、遥かにワクワクした気分だった。それもそのはず、今日はシュデンと共に、キオンの城に置かれているアレを、実際に城まで見に行く日なのだ。ラオト達は急いで身支度を終わらせ、予定通りの時刻にシュミトとシュデンと合流した。シュデンもラオト達を案内するのを心待ちにしていたのか、鎧や武器がピカピカに磨かれ、髪なども綺麗に整えられていた。

「全員揃いましたな、それでは行きましょう!」

「ちょっと待つんじゃ」

早速出発しようとするシュデンを、シュミトが呼び止め、そのまま耳元で何かを話し始めた。シュミトが話し終わると、シュデンは静かに頷き、ラオト達の方へと戻ってきた。

「お待たせしました、それでは気を取り直して、、、出発!!」

「おぉー!!」

シュミト、そしてその場に集まる黒鉄兵や住民達に見送られながら、ラオト達はシュデンを先頭に、キオンの城へと歩き出した。


キオンの城へと向かう道中は相変わらず深い霧かかっていたが、魔人はキオンと共に居なくなり、道中の地面は黒鉄兵達によって簡易的な整備が施されていた為、以前よりも数倍楽に進む事が出来た。

「凄い!前まであった石とか木の根っことかが全部無くなってる!」

「これもシュデン達がやったのか?」

「えぇ!城から魔王軍が居なくなり、我々が城へ訪れる事が多くなる事を見込んで、先に黒鉄兵達で整備しておきました!」

「気が利くなぁ!流石は町長の息子だ!」

「お褒めに預かり光栄の極み!!!」

「そういえば、黒鉄兵達は霧の中をどうやって進んで城まで行ったんだ?ドワーフだから魔法は使えないんだろ?」

「それはもう、我々はプリズン山脈で生活して長いですから、城がどこにあるかなんて、地図を少し見ればすぐに分かるのです!」

「、、、え?つまり、記憶を頼りにこの霧の中を進んでいたのか!?」

「そうです!これくらい、黒鉄兵にはお手のものですぞ!」

「そんな大雑把で大丈夫なの?迷子になったらヤバいじゃん」

「ご安心を、我々が迷子になって任務を失敗するなどあり得ませんぞ!!事実、我々は一人も欠ける事なく城に到着致しました!」

「た、確かに、それはそうだけど、、、」

「我々、魔力は全くない代わりに、その他のものは高性能なのです!(知能を除いてですか)さぁさぁ皆様!もうそろそろ着きますぞ!」

「え?まだ霧でなんも見えないじゃん」

「それでは、5、、、4、、、3」

シュミトが始めたカウントダウン、その数字が0になるのと同時に、ラオト達は霧を抜け、キオンの城の目の前へと辿り着いていた。

「す、凄い!ちょうど0になるのと同時に着いた!」

「マジかよ!」

「これが私の勘ですぞ!」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ