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アイゼル博士の憂鬱  作者: 星野にゃん
8/10

第8話 市川博士の次元ドーナツの巻

補記7

一部映画「インターステラー」のオマージュを含みます。

 帝都科学技術省第七ステーション所長執務室


 午前10: 30

ネコトロン「ティーブレイクのお時間ですにゃ。

      今日はアールグレイオレンジティーですにゃ」

アイゼル「ありがとう、いい香りだ」


 その時!応接テーブルの上に何かが実体化し始めた!


アイゼル「下がれ!アイツだ!市川だっ!!!」


 実体化したのは何と直径1mあろうかというような巨大ドーナツ!

揚げたてサクサク!


アイゼル「食べるなよっ!!食べるなっ!!!」


 食いしん坊のネコロン「ちょっと匂いを嗅ぐだけにゃ……」


 ドーナツに近づいたネコロンがドーナツの穴にスポッと吸い込まれる!!!

ネコトロン「うわぁ、ネコローーンッ!助けるですにゃっ!!」

ネコルン、ネコラン、みーちゃんまでもがドーナツの穴に吸い込まれて

しまった!!!

ドーナツも消滅!!!

アイゼル「またかぁぁぁぁあああああああーーーーーーっ!!!」

アイゼルは猫ロボクインテットたちの痕跡を追おうとする!

量子レベルで解析不能!!!!


 一方、猫ロボクインテットたちはーーー

上も下も重力も無い立方体の中を漂っていた。

ネコロン「……こ、ここはどこにゃ?」

ネコトロン「某映画で観た高次元の世界、

      テッセラクトですにゃ」

みーちゃん「マスターのとこに帰りたいみー(泣)」

ネコラン「どうやってかえるにゃ?」

ネコトロン「どこかに過去に繋がる『窓』があるはずですにゃ。

      それを探すですにゃ!」

ネコルン「あっ!見てにゃ!学院生時代のマスターが!」

ネコロン「机について勉強してるにゃ!

     マスター、お若いにゃ、あどけなさがあるにゃ」  


ネコトロン「机の上部の本棚のあの分厚い本ーー「魔導重力派の古本」を

      机の上に落とすですにゃ!!!

      皆、精神を集中するですにゃ!」

猫ロボクインテットたち「う〜にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!!!!」


 ドンッ!!!


 ――学院生時代のアイゼルの机の上に


 なぜかプリンが出現した。


 若きアイゼル

「……は?」


ネコロン「やったにゃ!!成功にゃ!!!」


ネコトロン「違いますにゃああああああ!!!

      本を落とすはずが 

      なぜプリンなんですかにゃ!!??」

ネコルン「さっき食べたいって思ってたからにゃ……」

ネコトロン「雑念ですにゃああああああ!!!」


若きアイゼル(プリンを見つめながら)

「……食べるか」

スプーンですくう。


その瞬間――


現代。


ドタッ!!!

アイゼルの目の前に

「魔導重力派の古本」が落ちた。


アイゼル「!?!?!?!?」


ネコトロン「時空補正が遅れて効いたですにゃ!!!」

ネコロン「プリンも本も両方成功にゃ!!」


次の瞬間、猫ロボクインテットたちは所長執務室に無事帰還!!

アイゼル「ああ、良かったよ、

     お前たちが無事に帰ってきてくれて!!!!」

ネコロン「ドーナツ、回りはカリッと中はふんわりで

     美味しかったにゃ」

アイゼル「ネコロン……食ったのかよ?!……学習してくれぇ……」


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