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アイゼル博士の憂鬱  作者: 星野にゃん
5/10

第5話 猫ロボ反省会の巻

 猫ロボ反省会

カフェ・オライオンのバックヤードで、猫ロボたちの反省会が開かれていた。

ホワイトボードに浮かび上がる文字は以下の通り。

議題:「先日、所長執務室がケーキだらけになった件について」

議長:ネコトロン

参加者:補助猫ロボ3号 ぷるにゃん、4号 ブチにゃん、5号 クロにゃん


ネコトロン:「先日、所長執務室がケーキだらけになったことについて

       知っていることを話してもらうにゃ!

       所長はとても怒っていて、

       不手際があった猫ロボを『初期化』すると仰っておられますにゃ!」


ぷるにゃん:「…………」

ブチにゃん:「…………」

クロにゃん:「…………」


ネコトロン:「黙っていても、いずれログでバレますにゃっ!」


ぷるにゃん:「……アタシがケーキ棚の拭き掃除をしている時、

       しっぽがケーキ棚の転送装着AIに当たってしまって……」

ネコトロン:「それで転送装着が狂ってしまったにゃ?」

ぷるにゃん:「……たぶん……」


ブチにゃん:「ぷるにゃんはしっぽが長いからにゃ……

       お掃除の時、カフェの看板も何回も倒したにゃ……」

クロにゃん:「しっぽで拭き掃除ができるのは便利だけど……

       今回は……ちょっと派手だったにゃ……」


ネコトロン:「今回は悪意の無い失敗とみなしますにゃ。

       ぷるにゃんは罰として、カフェの皿洗い1ヶ月の刑ですにゃ」

ぷるにゃん:「……はいにゃ……」


ネコトロン:「初期化されなくて良かったですにゃ」

ぷるにゃん:「ありがとうございますにゃ!」

ブチにゃん:「初期化されなくて良かったにゃ!」

クロにゃん:「猫カリの味もわからなくなるところだったにゃ」


ネコトロン:「ぷるにゃん、

       今後はケーキ棚付近をお掃除する時は

       しっぽを収納モードにするにゃ」

ぷるにゃん:「はいにゃ」


ネコトロン:「何か起きたら、すぐわたくしに知らせること!」

ぷるにゃん、ブチにゃん、クロにゃん:「「「はいにゃ!」」」

補記3

 カフェ・オライオンは、第一ステーション内にある中規模カフェである。


 研究員や技官たちの憩いの場として親しまれており、

仕事の合間の休憩や情報交換の場としても利用されている。


 なお、第一ステーション内にはカフェ・オライオンのほかにも、

大食堂、カフェテリア、ファースト・フード店などがあり、

食事環境は非常に充実している。




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