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閑話~三國志と古代中国史 その十一~
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孫策がいざ揚州、江東の地を目指すと我先にと民衆が孫策の力になることを求め、瞬く間に五千を越える兵力となった。これは孫策がどれ程この作戦を成功させたいか、そしてそれが成功したかの顕れでもあっただろう。
史書には、孫策がたまたま周瑜が親戚の挨拶に江東に入っていたのを招き入れた、とある。しかし、用意周到な周瑜のこと、ここは偶然ではなく先遣隊として江東で孫策を迎え入れる下準備をしていたのではないだろうか。もし何も策を哢していないならば、周氏がそこそこの名家で江東でも一目置かれているとはいえ、その棟梁でもない周瑜が孫策に喚ばれたときに兵を率いていることなど出来なかったであろう。今回の作戦は、孫策や孫一族にとって乾坤一擲の勝負である。孫策や後の皇帝となる孫権にとって半身に等しい周瑜としては、孫氏への出来る限りの労は惜しまなかったに違いない。
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