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おっさんだって愛されたい

国王「そろそろいい加減、キャラのプロフィール紹介とかした方がいいかな?」


イナカ「…一体なんの話ですか?」


国王「いや、この小説に出てくるキャラってさ、プロフィールとか全然紹介されてないじゃん。まるで設定とか決まってない中途半端なキャラがこの会議室でベラベラ話すだけな話じゃあそろそろ限界があると思うんだ。だからせめて、キャラの設定くらいハッキリ決めようかなと思って」


イナカ「そんなに設定って大事ですかね?」


マリア「っていうか、散々引っ張ったあげく、しれっと戻って来るのね、イナカさん」


国王「設定は大事だろ。設定がちゃんとしてないとキャラもブレる。私も一応10歳のショタという設定だが、その設定がまるで生かされてないから、作者ですらときどき私が小学生であることを忘れるし」


クルス「確かに設定がしっかりしていれば、イメージもしやすいですしね」


国王「そういうわけで、今日はみなのプロフィールについて話し合おう」


イナカ「話し合うって、どうやってですか?」


国王「1人ずつ自分の理想のプロフィールを説明して、それについて異議があればその都度プロフィールを修正して、特に異議がなくなれば、それがそのキャラのプロフィールになるという感じだ」


クルス「ベースは自分で決めて、あとはみんなで修正するって感じですね」


国王「そういうことだ。まずは私から自分のプロフィールを説明して例を見せよう。私の名前はエド、若干7歳で王位に即位し、現在10歳の小学生だ」


イナカ「へぇ、エドっていう名前だったんですね」


サンダー「いままで国王の名前すら知らなかった国民のクズがここにいた」


国王「エドという名前はしっかり1話に出て来ているぞ。まぁ、それ以降は一度も出て来てないけどな。…異議はないようなのでプロフィールの説明を続けるぞ?。身長は140センチ、体重は35キロ、好きな食べ物はバッタで好きな異性のタイプはすぐにやらせてくれる人だ」


イナカ「国王の好きな異性のタイプはよく聞きますね。…っていうか、バッタ?」


国王「見た目の方は顔が整っており、将来性を感じさせる美少年。高い鼻とキリッと瞳が特徴的だ」


イナカ「…これって自分の見た目も自分で決めるんですか?」


国王「そうだ。私が美少年でなにか問題あるか?」


イナカ「国王がイケメンなのか…なんか釈然としないな…」


国王「あとで分かると思うが、私がイケメンじゃないと困ることになるぞ?」


イナカ「イケメンじゃないと困ることなんてあるんですか?。まぁ、別にどっちでもいいですよ」


国王「うむ、異議もないようなので、私はイケメンであることが決まった。次に髪型だが、王族や貴族にはあまり髪を切る風習がないから、必然的に私は長髪ということになるのだが、ハッキリ言って長髪は邪魔くさいので、私は普段はチョンマゲにしている」


イナカ「え!?国王ってチョンマゲだったんですか!?」


国王「何か問題でも?」


イナカ「いや…べつにいいですけど…」


国王「というわけで、私はチョンマゲだ。見た目もだいたい決まったので私の内面について説明しよう。私は寛大な心を持ち、国を思い、民を愛す優しい王様だ」


イナカ「異議あり!。国王はそんな良い人ではない!」


国王「ではどんな国王だと言うのだ?」


イナカ「国王は広大な下心を持ち、同じを思い、エロを愛す卑しいクソガキだと思います」


国王「いや、確かに私は普段からスケベ心をオープンしてるけどな、それは健全な男性なら誰しもが持ち合わせてる程度のスケベ心だ。だからわざわざプロフィールに紹介することではないだろう」


イナカ「ですが…」


国王「それに、そこまでバカにされながらも怒ったりしない寛大な心!常に民を思ってこの会議を行う優しい王様だろう?」


イナカ「ぐっ…確かに…。ですが、この国王はどう考えてもクソガキです!!」


国王「そこまでいうなら仕方がない。私の内面は寛大な心を持ち、国を思い、民を愛す優しいクソガキということで異論は無いな?」


イナカ「クソガキが含まれてるのならいいです」


マリア「…イナカさんは国王に怨みでもあるのかしら?」


イナカ「そりゃあ、私は国王のせいでぶっ壊れましたし」


国王「一通り私のプロフィールは完成したので、次はイナカのプロフィールを考えよう」


イナカ「私ですか?。えっと…私はスミノ村という田舎出身で、若干16歳で戦術参謀官を襲名した若き才女です。本名はスミレです」


国王「…え?イナカって本名じゃなかったの?」


イナカ「本名じゃ無いですよ。ついでに言うと、私をイナカと呼ばれてるのは国王、あなたのせいですよ」


国王「そういえば、そんな経緯もあったような…。この際だから本名もイナカにしたらどうだ?」


イナカ「そんな適当な理由で人の名前まで奪わないでください」


国王「で、続きは?」


イナカ「えっと…好きな物は筋肉隆々な男達が半裸でど付き合うやつです」


国王「…え?そんな趣味なの?」


イナカ「そうですけど?。プロレスが好きでなにか問題ありますか?」


国王「あ、あぁ…プロレスのことか…」


イナカ「えっと…見た目はまだあどけなさが残りつつも、大人びた風貌…だと思います。髪型は…そうですね…」


国王「決まってないならチョンマゲにするか?」


イナカ「遠慮しておきます。ポニテにでもしておきます」


国王「ほう、ポニテか…。ポニテは数ある髪型の中でも1,2位を争う神型だからな、ポニテにしておいて悪いことはあるまい。今度ぜひポニテについても議論を交わしたいと思うほどだ」


クルス「いいですよね、ポニテ」


大臣「私も大好きですぞ、ポニテ」


サンダー「ポニテは正義って決まってるから議論なんて必要ねえだろ」


国王「それはそうだったな。ポニテは正義だからな」


イナカ「…このポニテの賞賛の嵐はなんだ?。それで、えっと…私の内面は…どんなのですかね?」


国王「ツッコミ」


大臣「ツッコミ役」


サンダー「全自動ツッコミマシーン」


クルス「ツッコミの人」


マリア「ツッコミね」


イナカ「私の構成要素はツッコミだけですか?」


国王「その通りだ。あと強いて言えばボッチという特性もあったな」


イナカ「ボッチじゃありません!!。キクコおばあちゃんとか、カブトムシの太郎とか友達はいっぱいいました!!」


国王「それをボッチって言うんだよ」


イナカ「ボッチという点を除けば、概ね私のプロフィールはそんなところですね」


国王「いや、ボッチは覆らんぞ。じゃあ、次はサンダーのプロフィール紹介と行こうか」


サンダー「ふっふっふ、この時を待っていたぜ。俺の名前はダーク・エッシェル・V・サンダーだ。罪多き、蛇の道を進む一匹狼の二枚目キャラさ」


イナカ「うん、最初からやり直そうか」


サンダー「どこに不満があるというのだ?」


イナカ「お前の存在そのものだよ」


サンダー「そこまで否定するなよ。俺だって頑張って生きてるんだから」


イナカ「っていうか、ダークナンチャラカンチャラって名前はなんですか?」


サンダー「本名だよ。なんか文句あるのか?」


イナカ「そんな本名があってたまるか。…っていうか、なんで4つも名前があるんだよ。ファーストネーム、ミドルネーム、ファミリーネームとあとなんだよ?」


サンダー「ペンネームだろ」


イナカ「それは本名じゃねえだろ。っていうか、どれがペンネームだよ?」


サンダー「サンダーがペンネームだよ」


イナカ「結局、お前もアダ名なのかよ!?」


国王「このままサンダーに任せてたら取集がつかないから、私が勝手にサンダーのプロフィールを決めるぞ」


イナカ「もうこいつのプロフィールとか、ゴミの一言でいいんじゃないですか?」


クルス「彼も一応人間だからさ…」


国王「というわけで、サンダーのプロフィールは…名前はサンダー(笑)、童貞30歳の魔法使いで、エルム王国の将軍を務めている。前科多き、ロリコンの道を進む一人ぼっちの厨二キャラ」


マリア「妥当なところね」


イナカ「っていうか、こんなやつが我が王国の将軍とは…」


サンダー「ちょっと待て。俺が童貞だなんてなんで決められるんだ?」


国王「それでは、お前は童貞ではないというのか?」


サンダー「ふっふっふ…国王はシュレディンガーの猫というものを知っているか?」


国王「シュレディンガーの猫って…箱の中に猫がいるかどうかは箱を開けるまで分からないから、箱の中に猫がいる状態といない状態が同時に存在しているとかいうアレか?」


サンダー「その通り。箱を開けるまで猫の存在を証明する手立てがない。それと同じように、俺もパンツを脱ぐまで童貞を証明する手立てがない。つまり、童貞の俺と非童貞の俺が今この時、同時に存在していることになる。だから俺はただの童貞ではない!シュレディンガーの童貞だ!!」


国王「シュレディンガーの…」


クルス「童貞…」


イナカ「いや、ただの童貞だろ!?」


国王「いや、よく考えてみろ。この世の中にシュレディンガーの童貞以上にカッコいい童貞は存在しないだろ」


イナカ「童貞にカッコいいも悪いもないでしょ」


国王「よし、お前の言葉に免じて、プロフィールはシュレディンガーの童貞に変更してやろう」


サンダー「ありがたき幸せ」


イナカ「もうどっちでもいいわ」


国王「それではプロフィール紹介を続けよう。性格は御察しの通りで、見た目はどこにでもいるさえないおっさんで髪型は…チョンマゲにでもしておくか」


イナカ「うわっ、チョンマゲ多いな…」


マリア「江戸時代かなにかかしら?」


サンダー「エルムのラストサムライといえば俺のことさ」


イナカ「あ?」


サンダー「…サーセン」


国王「サンダーのプロフィールはだいたいこの辺にして…次はクルスの紹介といこうか」


クルス「私ですか?。私の名前はクルス・オムニカ。エルム王国でかれこれ8年ほど長官を務めております。歳は42歳で、見た目は優しいお父さんみたいとよく言われます」


イナカ「…それで?」


クルス「えっと…あとは…実は甘党なんです」


イナカ「もうちょっとなんか無いのかよ!?」


クルス「…え?」


イナカ「めちゃくちゃ普通のプロフィールじゃん!!。わざわざここで紹介するほどのことでもないじゃん!!。普通過ぎるんだよ!もうちょっとサンダー将軍を見習えよ!!」


クルス「えぇぇ…」


国王「いや、そんな怒んなくても…」


イナカ「第一、クルス長官はボケもツッコミも中途半端でキャラもブレブレな上に存在が薄いんだから、こんなときくらいもっとボケるなりなんなりしてくださいよ!!」


クルス「…ご、ごめんなさい」


国王「あんまり気にやむな。プロフィール紹介を続けよう。髪型はどうなんだ?」


クルス「髪はロン毛です」


イナカ「そこチョンマゲじゃないのかよ!?」


クルス「…え?」


イナカ「国王、ゴミが続けてチョンマゲって来てるんだからそこは空気を読んでチョンマゲにしなきゃダメでしょ!?。っていうか、ロン毛って誰得だよ!?。そんなもの縛れ!今すぐ縛れ!そしてチョンマゲにしろ!!」


クルス「…ごめんなさい」


マリア「…今日のイナカさんはご乱心の様子ね」


国王「久しぶりの登場だからな…フラストレーションが溜まってたんだろ」


サンダー「そしてさりげなくゴミ呼ばわりされてる俺…」


大臣「次はワシのプロフィール紹介でよろしいですかな?」


国王「よかろう」


大臣「私はエルム王国で国王の側近を務めている者で、名前は大・臣です」


イナカ「大臣って名前だったのかよ!?」


大臣「歳は45歳で、趣味は幼女用の下着を着用することで、髪と歯はすでに抜け落ちてしまっていて、見た目はよくアニメとかにいる小太りの悪い大臣みたいな見た目をしておりますぞ」


イナカ「うわ…いろいろと残念すぎる…」


国王「自分で言ってて悲しくならないか?」


大臣「事実は事実ですから。髪型は…チョンマゲ、と言いたいところですが、そのための髪がありません」


国王「oh…」


イナカ「このプロフィール紹介って、ここにいるみんなが納得すれば、変更出来るんですよね?。だったらせめて大臣の髪くらいフッサフサにしてあげませんか?」


国王「それはダメだ。大臣の髪がフッサフサになったらこの小説はエンディングを迎えてしまうぞ?」


イナカ「そういえば、この小説って大臣の髪がフッサフサにすることが目標なんでしたっけ?」


マリア「べつにフッサフサにしてあげて終わらせてもいいんじゃない?」


国王「こんな悲しいエンディングがあってたまるか」


イナカ「というか、今更ですけど…ここのメンバー、半分オッさんなんですね」


国王「気が付いてしまったか…。実はこの物語の絵面がかなりやばいことになっていたという事実に…」


イナカ「ひっどい絵面ですね。…こんなんじゃ人気もクソもないですね」


国王「ここのメンバーが全員女子高生とかだったら、もっと読者増えるんじゃないかな、とか時々思ってしまう」


イナカ「主要キャラの半分がオッさんとか、明るい未来が見えない…」


国王「だからせめて私だけでも美少年のショタにしたんだよ」


イナカ「国王が美少年を名乗ったのはそういう理由があったんですね…」


国王「では、最後にマリアのプロフィールを紹介してくれ」


マリア「私の名前はマリア・ベッカー。エルム王国の官僚を務めているわ。好きなものは恋愛小説で、見た目は歳の割には若いってよく言われるわ。最近は結婚相手を探して婚活に勤しむ28歳の男性よ」


イナカ「へぇ、マリアさん婚活中なんですか。…っていうか、最後なんて言いました?」


マリア「婚活に勤しむ28歳の男性」


イナカ「…男性?」


マリア「なにか問題があるかしら?」


イナカ「いやいやいや!マリアさんが男性とかなんかの間違いでしょ!?」


マリア「べつに私は女だなんて一度も言ってないけど?」


イナカ「確かに女性とは聞いていませんでしたけど!。いままでの経緯といい、喋り方といい、どう考えたって女性でしょ!?」


マリア「そう言われてもね…」


イナカ「っていうか、これ以上オッさんを増やさないでくださいよ!!。もうオッさんは過密状態ですよ!!」


国王「それもそうだな。もうオッさんは充分いるからな…マリアは女に性転換してくれ」


マリア「仕方ないわね。私は婚活に勤しむ28歳の女性よ」


サンダー「というか、28歳の男性ってオッさんか?」


クルス「いや、まだまだ若い若い」


イナカ「16歳から見たらオッさんです」


国王「なにがともあれ、これで全員のプロフィールがそろったな。最後に全員のプロフィールを改めて紹介して終わるとしよう」


イナカ「…なんでプロフィール決めるだけでこんなに時間がかかるんですかね?」


サンダー「全自動ツッコミマシーンがいるからかな」





プロフィール紹介


プロフィールナンバー1


国王 二つ名(民を思うクソガキ)


本名はエド、若干7歳で王位に即位し、現在10歳の小学生で身長は140センチ、体重は35キロ、好きな食べ物はバッタ、好きな異性のタイプはすぐにやらせてくれる人。


見た目の方は顔が整っており、将来性を感じさせる美少年。高い鼻とキリッと瞳が特徴的。


髪型はチョンマゲ。


内面は寛大な心を持ち、国を思い、民を愛す優しいクソガキ。




プロフィールナンバー2


イナカ 二つ名(ATM【オートマティックツッコミマシーンの略】)


スミノ村という田舎出身で、若干16歳で戦術参謀官を襲名した若き才女で、本名はスミレ。プロレスが好き。見た目はあどけなさが残りつつも大人びた風貌のポニーテールガール。体の90%がツッコミで構成されており、残りの10%はボッチで構成されている。




プロフィールナンバー3


サンダー 二つ名(シュレディンガーの童貞)


名前はサンダー(笑)、童貞30歳の魔法使いで、エルム王国の将軍を務めている。前科多き、ロリコンの道を進む一人ぼっちの厨二キャラ。性格は御察しの通りで見た目はどこにでもいるおっさん髪型はチョンマゲ。




プロフィールナンバー4


クルス 二つ名(ロン毛の一般人)


名前はクルス・オムニカ。エルム王国の長官を8年ほど務め、現在は42歳のロン毛のおっさん。見た目は優しいお父さんといった感じで甘党。




プロフィールナンバー5


大臣 二つ名(もう一つの太陽)


本名は大・臣。国王の側近。年齢は45歳で、趣味は幼女用の下着を着用すること。髪と歯はすでに抜け落ちてしまっていて、よくアニメとかにいる小太りの悪い大臣みたいな見た目をしている。




プロフィールナンバー6


マリア 二つ名(簡易性転換)


本名はマリア・ベッカー。エルム王国の官僚を務めていて、好きなものは恋愛小説。見た目は歳の割には若いってよく言われる、結婚相手を探して婚活に勤しむ28歳の女性。第1話ではギロチン☆とか言っていたが、いまでは良識のあるキャラに成長した。




プロフィールナンバー7


大塚君


神。

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