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晩餐会半刻前

 間が開くと文章かくのが、下手になったように感じますね。(元々うまくもなかったんですが)


 期末試験が色んな意味で終わったので、現実逃避気味に書いてみました。

 見事に外堀を埋められ、逃げ場のなくなった俺は、早々に逃げることを放棄した。


 最初は、小規模な講演会の内容を事細かに、つらつらと語ろうと思ったのだが、遠慮しておく。──後で恥ずかしくなったとか、自分でイタイ奴やなぁーとか、お、思ってなんか、ぜ、全然ないんだからねっ! ほんとなんだから!



──グハッ!! し、視線が痛ぃ…… OK、OK。自分でもやらかしたなぁ、とは思ってぇー……ないっ! 



♦ねぇーのかよ! 一本取られたよー!! ヒーハー!



 今ボケないで、いつボケるんだよ!(逆ギレ

 久々にナレーション入ってきたけどノリ良すぎじゃね? そこにシビれる、憧れぇ……ない!



♦ねぇーのかよ! 一本と(以下略


 うるっせえ! ちったァ黙ってろい!


♦理不尽っ!?




閑話(あんなヤツ)休題(ほっといて)




 とはいいつつも、まるっとカットというのも、味気ないような気がするので、当たり障りのなく、尚且つ耳に優しい言葉を並べ立てた後からを語ろう。




 俺をキラッキラした目で見上げる、4人の護衛。

 目頭を片手で抑えて上を見上げる、騎士団長。騎士団長……涙脆っ。

 あたかも、わかってるゼ? と言いたげな顔して片目を瞑る国王。国王、マジ狸。

 な、何をわかってらっしゃるのでしょうかねぇ。本心じゃないこととか、本音じゃないとか、本意じゃないとか、かなぁ。……全部同じ意味じゃん、てツッコではいけない。



【〈ペテン師〉を習得しました。】


──唐突に鳴り響く、感情を一切感じさせない無機質な声。


 ファッ!? なんじゃその、不名誉極まりないスキルは! いらねぇー! 求めてねぇー!


【スキル〈ペテン師〉を返上しますか?】


 なんと! 返上できちゃうの? 遠慮なくYes! 俺は一も二もなく秒殺で、即決した。(二重表現には目を瞑ってね! その位、速かったと思ってくれれば、それで。)



【〈ペテン師〉を返上します。……成功しました。〈話術(笑)〉を習得しました。称号〈勇者(仮)〉〈返上せし者〉〈戯れる者〉を獲得しました。】


 待て待て待て、待て! 何処からツッコめばいいのォ? 何!? 〈話術(笑)〉って! 最早悪意しか感じねぇ。〈勇者(仮)〉はいいとして、〈返上せし者〉何を? スキルですね、わかります。これならいっそ、〈ペテン師〉で良かったぁ……せめて、(笑)をとれよぉ。頼むからさぁ。〈戯れる者〉? ……もうなんか疲れてきた。


 オラに元気を分けてくれ(切実)




 俺の脳内で、戦争(ある意味)が起こっているとは露知らず、いつまでも、動こうとしない護衛の兵士を騎士団長がどやして、強制的に任務に戻らせる。彼に恨みがましい目線を向けていたのがどこか印象的だった。ただ、その目線に後暗い感情が全く見られなかったのは、彼の人徳のお陰だろう。恨みがましいのに後暗くない、ってのもおかしな話しではあるが。

 兵士が名残惜しそうに、温泉から去っていったあと、何個か雑談を交わし、温泉から上がる。


 最後に交わしたのが──


「ああ、そうだ。時にトモナリくん、これからの予定の打ち合わせを兼ねて内輪だけの晩餐会に招待してあるはずだが、聞いておるかの?」


「ええ、優秀なメイドから聞き及んでおりますよ」


「そうか。それなら何の問題もあるまい。娘二人も、非常に楽しみにしてるおるから、ゆめゆめすっぽかすのでないぞ。」


「(……二人? まあ、いいか)勿論ですよ。こうやって直で王族(国王と第一王女だけだけど)と触れ合って、出来れば友好な関係を築きたい、とは思っているので信用を失うような真似は、しませんよ」


──であった。信用云々のところで国王が呆けたような顔をしていたから、予想とは違った言葉だったのだろうと邪推して、してやったり、と内心で思ってみたり。



 脱衣場で、いつの間にか待機していた、エミューちゃんと合流し、黒のタキシードに着替え、自室へと戻る。

 自室にて、白衣の師匠から習ったテーブルマナーと、この国のテーブルマナーが共通かどうかを擦り合わせして、時間が来るのを待った。



 ヤベェ、緊張してきた。せめて、やらかさないことを祈るぜ。

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