修行編 其ノ肆part3
やっっっっとテストとか終わった!
今日から更新再開します。
世界史の授業とか英単語眺めてたらインスピレーションが次から次へと湧いてきて、この欲望を抑えるのが大変でした(笑)
♦紅く渦巻く魔力の奔流から出てきた智成は一応人間の体をしている。が、それはある点を除いて
♦ 肩甲骨の当たりからオオワシのような翼がはえている。その翼は、開けば3mをゆうに超え、その存在を誇示するかのように太陽の如く黒っぽいオレンジ色に燃え盛っている。
そして、その温度が生ぬるいものではないことを、青々としていた草原は火の海へと変貌を遂げ、彼の立つ地面は既に融解し始め、一部はガラス状になっていることがで証明されている。 更に翼と同じ色をした手甲と脚甲をつけている。
これ維持するのキッツ! 肉体的にはあの大怪我は治っているけど、〈蒼炎の守護〉では失った血肉を回復するようには設定しなかったことによる、貧血と今までに扱ったことのない膨大な魔力で意識が飛びそうだ。短期決戦で決めないとチャンスはなさそうだ。
「……シッ」
風魔法で上昇気流を操作し――もともと周囲は高温で上昇気流は出来ていた――奴の頭がある高さまで一気にジャンプ! そして、光魔法で足元に結界を貼り足場にして蹴る、蹴る! 蹴るッ!
高速で肉薄し拳を握り弓を引くように(引いたことないけど)振りかぶる。うぉ……!? 力が翼から流れ込んできたぞ!
ジャンプした時にも翼が光ってたけど戦闘を補佐してくれてるのかな? 道理で魔法の行使やら移動が以前にもましてスムーズだったわけだ。
奴もここが正念場だと悟ったのだろうか? さっきと同じように、九つの首を時間差で殺到させてきた。同じ攻撃はもう食らわねえーよ。
目に魔力を込め、時間差で迫り来る首を見極め近くに来たやつをカチ殴る!
「うらあああァァァァあああぁぁ!!!」
――ドォォォォツッッッッゴオォォォンンン!!!
♦後に残ったのは首から上が無くなった、巨大な骸のみ。
九発連続で打ったのに1発分みたいに聞こえたな。我ながらあの力は恐ろしい。今回は火事場の馬鹿力的なやつで制御できたけど、次もう一回やれって言われても厳しいものがあるな。それにしても疲……れ……
♦初めて傷らしい傷を負い、激闘を制した智成は激しい疲労と膨大な魔力の消費による、脱力感に襲われ半ば気絶するように意識を手放した。




