修行編 其ノ參
後半で無双すると言ったな。あれは嘘だ。
いや、ほんとすみません。書いていて面白くなかったので一旦切りました。飛ばしても支障ありません。多分。
♦国境(工程)の長いトンネル(扉)を抜けるとスライムの群生地であった。
色とりどりのスライム。大小様々なスライム。それらが大きなホールを埋め尽くすように存在していた。
♦すいません。調子乗りました。痛っ。そこ! ものを投げない。痛っ! ガラスはダメ! 絶対。ガラス製品が壊れたらどうするの? (そっちなのか? 心配するのは。自分の身ではなく? ? 身ってなんだ? 痛覚あるの?)1度入ったら2度と戻ってこれないナレーターの謎は置いといて
「――?なんか騒がしいな、なんだ?」
♦当然答えるものは誰もいない。そして、なぜ感じ取れた!? ココ最近の1番の疑問である。
♦ゴホン、改めたまして。
扉の先には直径20m、高さ30mほどのホールが広がっていた。そこを埋め尽くしていたのはご存知の通りスライム。無色透明、赤、青、緑、黄、などなど。大きさも手のひらサイズから5m級まで何でもござれな状態である。
♦ まさに、スライムの坩堝と言える。多種多様、千差万別な奴らを前にして智成はというと……
「〈鑑定〉!」
♦めちゃくちゃ冷静だった。
―――――スライム―――――
ランク ??? 特殊種
ある人によって試練用に作られた人工魔物。攻撃力は皆無で何かを襲うこともない。
その個体に合った魔力の量と属性を纏わせた手で触れることで消滅する。少しでも加減を間違えると、分裂する。また、部屋に存在する、ある一定のスライムの数を超すと爆発する。
「疑問が尽きない鑑定結果やな。考えても分からんし、答えてくれる人もおらんし、黙認の方向で。」
♦そんなことを言いながら近くにいた手のひらサイズの赤いスライムに手を伸ばす。が、すりのけた。あたかも、なにもそこには存在していないかのように。
「物理的干渉は受けないと。どーやって造ったのかな? その個体に適した魔力量と属性だったかな? 次は火属性魔力を纏わせてみようかな。」
♦ 手に赤い魔力を纏わせ、さっきのスライムに触れる智成。
――ニョロリン
「ほんとに分裂した……ていうか、結構自信あったのに。」
………………1時間後………………
え? 描写が適当? ほっとけ。
だって書く事ないんだもん。敢えて挙げるとするならば、増えてく増えてくスライムぐらいか。面白いほど増えていく。
――あァァ!
――ドッカーーーーーン!
さっきのやつで限界迎えたのか。
ゲホッ、ゲホッ
びっくりしたー。音と光と煙だけで助かった。威力が伴ってたら塵と化してたな。あれは。
!? スライムが元戻ってるし。いつの間に。
こ、こうなったら
目に魔力集中ッ! ついでに脳にも
おっ? 見える見える、魔力の保有量が。脳に魔力集中させると世界がゆっくりになるんだね。
【〈魔力眼〉〈俊光〉を獲得しました】
今はほっとこう。取り敢えずコッチだ!!
うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!
………………1時間後………………
ぜーはぁーぜーはぁー
お、終わったー。〈俊光〉かなり疲れる
♦いっきに人口(スライム?)密度が小さくなったホールで智成は仰向けで寝転び上がった息を整えていた。しばらく床のヒンヤリとした感触を楽しみ、火照った体の熱を逃がす。しばらくして······
「うしっ。整った。次行こう」
♦そう言いながら、いつの間にか出来ていた、階段を降りていくのであった。




