表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
明智光秀:歴史改変録 ~逆行転生した歴史オタク、三日天下を永遠の覇権へ~  作者: 天音天成
第1章:幼年・美濃編 ~チート赤ん坊、マムシを飼い慣らす~
5/56

第5話:三日天下(バッドエンド)は俺が書き換える

意識が現実の肉体へと戻る。

目を開けると、そこは相変わらず薄暗い、戦国時代の天井だった。


だが、今の俺は、数時間前まで絶望に打ちひしがれていた無力な赤ん坊ではない。

俺の脳内には、この乱世を完全にコントロールするための【絶対記憶】という究極の兵器が搭載されている。


「あー、あー」


声を出してみる。まだ言葉にはならないが、喉の奥から湧き上がるのは、恐怖ではなく闘志だった。


史実の明智光秀は、己の才覚と努力だけで信長の筆頭家老にまで上り詰めた、まごうことなき天才だ。

その天才の器に、未来の歴史知識と現代技術の【絶対記憶】が備わったらどうなる?


(本能寺の変? 三日天下? 笑わせるな)


俺は、小さなもみじのような手をぎゅっと握りしめた。

そんなバッドエンドは、絶対に迎えない。

秀吉の中国大返しでボコボコにされる? いいや、あいつが台頭する前に、俺がすべての手柄をかっ攫ってやる。

信長のブラック労働で過労死? ならば、俺が信長をコントロールして、最強のバディとして日本を支配してやる。


そのためには、まずこの「無力な赤ん坊の時期」を無駄にはできない。

俺のチートは「知識」だ。肉体が育つまでの間、俺は周囲の大人たちの会話から「戦国時代の言語(発音やイントネーション)」を完璧にマスターし、文字を習得することに専念する。

天才であることを隠しつつ、着実に牙を研ぐのだ。


(待っていろ、戦国の世。マムシの道三、魔王・信長、そして猿の秀吉)


お前たちが束になっても敵わないほどの、圧倒的な知略と盤面支配を見せてやる。

俺がこの知識で歴史を裏から操り、三日天下どころか、永遠の覇権をこの手に握ってみせる。


薄暗い部屋の中で、チート赤ん坊・明智光秀は、誰にも気づかれないようにニヤリと不敵な笑みを浮かべた。

歴史オタクによる、命懸けの「超速歴史改変タイムアタック」が、今ここに幕を開けたのだった。

ここまで『新・第1話〜第5話』をお読みいただきありがとうございます!

歴史オタクの主人公が絶望から立ち上がり、チート能力【絶対記憶】に覚醒するまでのプロローグを深掘りしてお届けしました。


次回からは、成長した光秀の幼児期。史実の最愛の妻となる**「熙子ひろこ」との運命的な出会いと、現代医学の知識を使った初めての無双劇(元の第2話相当の部分)を、全5話に分けてさらにドラマチックに描いていきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ