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2026年5月28日 ケーキ屋さんに行った話 (文章練習) 

ランナーズハイ?

テンションタケシ?

5月28日


今日書くのはランニング中にケーキ屋さんを見つけて、誘惑に負けた私がケーキを買った話である。


夜の20時半頃、ランニングの為に家を出た。


昼の厚さに比べて、少し涼しく、体に当たる風が気持ちよかった。


いつものように30分ほど走ったところで家に向けて走っていた。


いつもの帰り道で漫然と走っていると、目についたものがあった。

一人暮らしをし始めて2か月以上、一度も開いているところを見たことがないケーキ屋さんのドアが開いていたのだ。

入り口前に黒い文字でオープンと書かれた板が店の前に立てかけられており、かすれかけた店名をオレンジ色の光が照らしていた。


正直、とても興味を惹かれた。先日財布のひもを締めなおさなければならないと考えた決意が揺らぐほどに。私にとって、そのお店がファンタジーなお店にすら見えたのだ。


結論から述べると、私は誘惑に勝てなかった。

一瞬で誘惑に負けたと言ってもいいかもしれない。自分は意志薄弱であるのだろう。でも後悔はしていない。


そのお店を見て、数秒後の私は足が地面を踏む回転数が速くなることを自覚して家路を急いでいた。

すぐさま、家についた私はシャワーを浴びて、すぐにお店に向かった。


幸い、向かった頃にはまだ空いており、店内に入ることができた。


薄暗い照明の照らす、木の柔らかさを感じられる趣深い店内でショーケースのケーキが非現実的に輝いていた。

一番驚いたのは、焦げて見えるケーキがあったことだ。バスクチーズケーキという名前だったと思う。


他にも魅力的なケーキが多くて迷った。


そこで頭をよぎるものがあった。

カフェのマスターの視点で進むゲームでとあるキャラが言っていた「何を頼めばいいのか迷っちゃう。何がおすすめ?」という内容のものだ。正直そういった会話をすることがとてもおしゃれであると感じていた私には憧れに近いものがあった。


普段の私なら、店員さんにおすすめを聞くことはしない。しかし、今日は少し違った。

非日常感に背中を押されたのか、「おすすめはどれですか?」と自然に口にしていた。


少しだけ、物語の登場人物になれたような気がして満足している。

だからこそ、その後に食べたケーキは味以上に印象に残った。

きっといつもと違う自分に憧れがあるのだろうし、先日述べた、自分の良いと思ったものに近づけた満足感もあるのだろう。


ケーキ自体は、たくさんのフルーツが乗っており、それを包み隠すようにクリームが盛られていた。

ランニング帰りの熱が残る体で食べたせいか、その甘さは妙に非現実的?に感じられた。


ランニングの中で、普段目にできないものを見つけ、自分のやりたいことができた今日は良い日だった。

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