2026年5月14日 マッサージ屋さんに行った。 (文章練習)
5月14日
初めてマッサージ店に行った。
選んだのは1時間コースである。
施術開始直後は施術師さんから「痛かったら言ってくださいね。」などと声をかけてもらっていた。
多少の痛みがあった。
しかし、こういった体験が初めてで、その痛みが正常な刺激による痛みなのか否なのか判別がつかなかった。
不快さを感じるわけでもなく、悲鳴を上げるほどの痛みでもなかった。
正解がわからず、戸惑いを抱えながらも施術師さんがやってくれていることを信じてみることにした。
施術中、刺激に思わず体が反応してしまうことがあった。
普段の私であればすぐに「痛い」と言っていたと思う。その時の私はその刺激はどういうものなのかわからず、むずがゆさのようなものを感じていたのだろう。
自分では抑えたつもりであったが、その道のプロである施術師さんには筒抜けであったようで、すぐさま「痛くないですか」と気遣いの言葉が飛んできた。
その時の刺激は痛みとは違う感覚で、私はつい「くすぐったかっただけです」と返していた。
今振り返ると、あれが気持ちよいということではないかと思う。ちょうどいい刺激に体が反応したのだろう。
そういったことはあったが、照明も明る過ぎず、施術師さんの動く音のみが聞こえる静かな空間と、部屋の適度な暖かさに落ち着いた。
それに施術師さんの手の暖かさを感じ、気づいたときには眠ってしまっていた。
気持ちよく寝ることができた。
場の雰囲気が私の精神を落ち着かせて、担当してくれていた方の技に自然と体の力が抜けてしまったのだろう。
正直、最近腰が痛くなってきている私は施術に対して期待していることがあった。
それは、魔法のように1時間後には痛みもなく、生まれ変わったような気分になることだ。
マッサージ屋さんにこの痛みをどうにかしてほしいという気持ちが強かったのだろう。
残念ながら、そのようなファンタジーのようなことは起こらなかった。分かっていたことではあるが、マッサージというものに幻想を抱いていたのかもしれない。
それでも体全体が何となく軽くなったような気がする。
これは施術師さんの腕によるものか、それとも最近睡眠時間が以前よりも減っているところに、仮眠という形で睡眠をとれたことによるものなのか。
前者であることを祈りたい。
それなりのお金を払っているので。
また機会があれば行きたいものである。
新しくマッサージの体験を行うことができ、リフレッシュすることができた今日は良い日であった。




