2026年8月9日 閑古鳥 (文章練習)
8月9日
今日は、大き目な緑地公園に行った。
この猛暑のせいか、人影は数えるほどしかなく、広い公園だけが妙に広々として見えた。
出店していたキッチンカーにも客の姿はなく、店員さん同士で会話をしているようにも見えた。
この暑さでは人も来ないのかとも思ったが、歩いているうちに室内で楽しめる電子的な娯楽が増えて、熱中症のリスクを伴う外遊びをしなくても、室内で十分に楽しく過ごせる時代になったのかもしれないと考えるようになった。
そのようなことを漫然と考えながら歩いていると、喉の渇きを感じた。
その時は、飲み物を持ち歩くことを忘れており、近くに自販機も見当たらなかった。
そうして「これはもう仕方がない」と自分に言い訳をしながら、わくわくした心持でキッチンカーの1つのかき氷と飲み物が混ざったような商品を買いに向かった。
注文して、作ってもらっている間に店員さんに歩いているうちに気になっていたことを聞いてみた。
「いつもこんなに人が少ないのか」と。
すると、店員さんも時間に余裕があったのか、作り終わって商品の提供をしてくださった後も話に付き合ってくれた。
店員さん曰く、朝一番や、店をたたむ夕方ぐらいになるとランナーや犬の散歩の人が若干増えるらしく、最近の日中はほとんど人は来ないという話であった。
朝や夕方の日差しが少し抑えられた時に若干増えるという話を聞くと、やはりこの猛暑が人を遠ざけているのかもしれないと思った。
それとは別に、昔は公園に行ったり外に出かけて遊んでいた時間が、今はスマホに置き換わっているようにも思う。少なくとも私がそうである。
故にこそ、その可能性も捨てきれない。
そう思う一方で、今日のように、公園で店員さんと何気ない話をすることができたのは、それはそれで面白い体験だった。
最近スマホをぼーっと眺めて過ごす時間が増えていたが、店員さんとの何気ない会話も含め、最近あまりしていなかった経験ができた今日は良い日であった。




