2026年7月9日 私はペンギンです (文章練習)
7月9日
今日からもち麦を食べ始めた。
夏を前にして、夏バテなどを防ぐことを主な目的として少しでも栄養のあるものを食べて体調の管理を意識してのことだ。
ただでさえ、最近も体調を崩しかけたりしているのだ。より体調を崩してしまえば洒落にならない。
加えて言うのであれば、毎晩ほとんど同じ味付けのうどんに飽き始めてきたというのもあるし、先月参加した料理教室の体験レッスンで聞いた「せっかくの食事なのだからレパートリーが増えたほうが刺激になるし、人生の彩になる」的な話を思い出したというのも食事の変化を求める気持ちを後押ししたのかもしれない。
そんなもち麦だが、昨日に4合の白米と1合のもち麦を混ぜて炊き、冷凍保存しておいたものを解凍して食べた。
冷凍の仕方自体は白米のみのときと同様に、ラップに平らになるように包み、粗熱を冷ましてから冷凍庫に突っ込むというものだ。
正直、もち麦特有のプチっとした食感が損なわれてしまうのではないかと不安であった。
実際に口に運んでみると、その不安はただの取り越し苦労でしかなかった。
食感は残っており、普段何気なく食べていた白米のもちっとした質感に、もち麦のプチっとした弾力が加わり、その新鮮な食感が純粋に楽しく、そして美味しかった。
特に食感が楽しいというのが良い。
自然と食感を楽しもうとして咀嚼する回数が増えるのだ。
私は余り食事を噛んで食べるということをしない。要はペンギンみたいな性質がある。
ちょっと前に読んだ本の内容にもあったことだがそれはあまり健康に良いものではない。
それが自然と改善されたと思えばこれに勝るものはないと言っても過言ではない。
炊く時も混ぜて、水を追加するだけで良い。これは手間の面ではそこまで負担にならず、良いポイントである。
一方で100 gあたりの値段で比較するともち麦がただでさえ高くなってきている米より10円ほど高くなっている。もち麦の1袋当たりの内容量は少なめであり、一回の会計での出費自体は許容範囲ではあるが、コメとして考えると高級品に思えて、少しためらってしまう。
それでも今日食べた感想を踏まえて考えると、食事の満足度が上がり、嚙む回数が増えたことも含めて健康にもつながるというのは大きなメリットでもある。
このまま、満足度や咀嚼回数を維持できるのであれば続ける価値は十分にあるのではないかと思う。
数日続けてみて、体調や満足度にどんな変化があるか確かめたいと思った。
マンネリ化していた食生活に刺激を与え、料理教室で聞いた「食事は人生の彩」という内容の言葉がもち麦を通して少しだけ実感を伴った。そういうこともあり今日は良い日であった。
ライスはおかずを作るのが手間。でもレパートリーは増える。
ままならないものだ。




