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ある朝、僕の“それ”が消えた。  作者: 花束 いと


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第5話 触らせてよ

 人気のない公園のトイレは、清掃されてないからかやたらと臭かった。



「お、奥田さん……マジで見るの?」

「うん、気になる」

「気になるって言えばなんでもやるわけじゃないからね?」

「いいから早く見せろよ」



 野次を投げたのは、奥田さん――ではなく、田所だ。


 こんなときにも空気を読まない彼は、腕を組んでズボン越しに僕の股間を見つめている。



「いいけどさ……」



 しぶしぶズボンをおろす。


 不思議だった。

 股間を見せると言うのに、まったく恥ずかしさがない。


 やっぱり、ちんちんがないからだろうか。



「ほら、パンツも脱げって」

「はたから見たらいじめだからね?」

「蒼井くん、お願い」

「いや、見せるけどさ……」



 なんでこの二人は乗り気なんだ。


 いよいよパンツを脱ぐ。

 すると、二人から「おぉ……」と感嘆のため息が漏れた。



「つるつるだね」

「マジでなんっもねぇな……」



 田所がちんちんがあった場所を突く。

 皮膚の薄さ的に、手首を触られた感覚に似てると思った。



「トイレどうしてんの」

「尿意がないんだよね」

「ヤバくね?」

「でかい方は出るから、いいんじゃないかな」

「ケツの穴はあんのか」



 田所が後ろを見ようと回り込む。

 僕は慌てておしりの穴を隠した。



「それは恥ずい」

「んだよ」

「ねぇ、蒼井くん」



 田所との会話に割って入るように、奥田さんが上目遣いで言う。



「私も、触っていい?」

「……は?」

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます!

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