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知らない女の子に私は今日も100円で抱かれている~100円で抱かれる部~  作者: グナ


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ホワイトデーは大忙し

大きな袋を担いで各クラスを回り、お菓子を配る。

今年のホワイトデーは大忙しだ


お昼休みだけだと配りきれないだろうから、授業の合間にも配っている。

無記名のチョコも幾つかあったから、その分は私の下駄箱の前に『お返しボックス』を設置してセルフサービスで取って貰う仕組みにした。


自分のクラスに帰ってくると、ちょうど古典の先生が居たので、彼女にも渡す。


「先生、これバレンタインのお礼です」

「え!?あ、うん……ありがと」


席に戻ると綾坂に揶揄われた。


「先生も落としてんのカヨー」

「そんなんじゃないと思うけど」

「そんなんだからあんなに焦ってたのだよ」

「急に渡したからでしょ」

「急にじゃなくて、ここで渡したから焦っているのだよ。ナギっちデリカシー無さすぎ」


なんか突っかかってくるな……

もしかして拗ねてる?

いつでもあげれるから後回しにしてたけど、早く渡した方が良いのかな?


「はい、これ」

「なにこれ?」

「なにってバレンタインのお返しだよ」

「はぁ!?ついでみたいに渡してくんな!」


結局、拗ねらせてしまった。

綾坂のは他の人より良いやつなんだけど、どうやら渡すタイミングが悪かったみたい

女心難し過ぎる。




放課後、部室ではなく、屋上に向かう

あの子にお返しする時は、二人きりが良いと思ったから彼女を呼び出している。


「ひっ!?」


バーンと屋上の扉を開けると悲鳴があがったが、それに構わずにずんずんと彼女に接近する。


「これどういうこと!?」

「す、すみません!すみません!」


ブレザーちゃんに私がバレンタインに貰った裸婦画を突き付けながら、一番伝えたかったことを叫ぶ




「こんなに濃くないから!!」




ブレザーちゃんは赤面した顔を両手で隠した。

なんで作者がそんなに照れてんだ


「ひぃ〜!す、すみません!今度は薄くします!」

「ちゃんと薄くしてよね……って違うわ!描くな!」


ノリツッコミをしたところで、なんでこんな凶行に及んだのかを聞いてみることにした。

返答次第じゃブレザーちゃんに裸婦画の自画像を描かせることになる。


「なんで私の裸を描いたの?」

「ば、バレンタインにチョコと一緒に相手の裸の絵を贈るって聞いたので……」

「どこの国の文化だよ!?誰に?」

「あ、愛花先輩です。監修してくれたんです」

「あの発情ネコ!」


そんなことだろうと思ったよ

なんとかして仕返ししてやりたいな


「愛花先輩のヌード描ける?」

「参考になる写真かなにかあれば……」


お返しを渡してから連絡先を交換して、愛花先輩の自撮りえっち画像を送った。

まさかこの卑猥画像が役に立つ日がくるとはな

……ん?愛花先輩も私の画像持ってるってこと?

あ、文化祭の時の水着写真か

アレなんとかして回収したいな




ブレザーちゃんは一晩でやってくれた。

早めに部室に行って愛花先輩の裸婦画を彼女の机の中に仕込んでおく


自分の席でニヤニヤしながら待っていると、愛花先輩がみんなと一緒にやって来た。

席に着いた彼女はすぐにそれに気づき、紙を広げると悲痛な表情を浮かべた。


「……酷いよ」


え、やり過ぎた?

まさかこんなショックを受けるとは思ってなかったよ




「こんなに濃くない!!」




……私とおんなじとこ気になったのかよ

発情ネコと同類じゃん


この後、愛花先輩が正解を見せようとして、部室がしっちゃかめっちゃかになった。

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