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知らない女の子に私は今日も100円で抱かれている~100円で抱かれる部~  作者: グナ


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奈凪の疑惑

家に入って二階の自分の部屋まで駆け上がる。

大量のチョコが見つかったら恥ずかしいからだ

チョコは自室のクローゼットに入りきらなかったので、机の引き出しの中にも隠した。


お風呂上がりのドライヤーを姉にやってもらって、彼女がお風呂に入りに行った隙に今日の分のチョコを食べることにする。


まず初めに綾坂がくれたチョコの箱を開けると『本命だよ♡』と、書かれたメモがチョコと一緒に入っていた。


ほんとかなぁ……

ハートがなんかウソっぽいよ


綾坂のことを想像すると、星七先輩の顔も浮かんだ

……星七先輩の家を知ってるってことは前にも行ったことがあるんだろうな


二人のそういう姿を想像してしまったのでブンブン頭を振って振り払う

いやいや、それはないから

私が知ってる仲で一番健全な組み合わせだぞ

あの二人がデキてたとしてもそれはないって


なんか自分に言い聞かせてるみたいだな

綾坂とキスしなかった私には嫉妬する権利なんてないのに


沈んだ気持ちで二個目のチョコの箱を開ける。

このチョコには大きな紙が入っていたので、ビビりながら開いてみると、私を描いた絵が入っていた。


なんで裸なのーー!?


これブレザーちゃんだよね!?

愛花先輩に何か吹き込まれたよね!?

キミも実はそっち系とかじゃないよね!?


ドン引きしながら、裸の私の絵を見る。

ヌードモデルをやった覚えはないから、想像で描いたんだろうな

おっぱいこんなにないし、こんな官能的な表情もした時ない


気を取り直して三個目を開ける。

手紙の内容は普通だったので、ホッとしながら書いてあった名前をスマホに記入した。

ホワイトデーにお返しする人リストだ


記入しなくても忘れないが、綾坂の名前とブレザーちゃんの名前も書いた。

詩織さんの名前も書いたが、思い直して消す。

あれが二人のチョコだったらしいから、お返しはしなくていいや


そう決めたらつねられた太ももがピリッと痛んだ気がしたので、ベットに上がってパジャマのズボンを下ろした。


もしかして跡残ってる?

お風呂で確認しとけば良かった。


よく見えなかったので、もう少しズボンを下ろして脚を開き、太ももを覗き込む


跡はついてないみたい

内出血もしてないよね?


太ももの付け根を触っていたら突然ノックがしたので、ビクッとして顔を上げると、姉が部屋に入ってきた。


「奈凪ちゃん。お姉ちゃんからのバレンタインちょ……」


姉は言葉の途中でバタンとドアを閉めた。

絶対勘違いしてるーーー!!


誤解を解こうとベットから降りようとしたが、半脱ぎのズボンのせいでバランスを崩し、顔から床に落ちてしまう

凄い音がしたので心配した姉がまた顔を出した。


「大丈夫!?」

「大丈夫だから!いいから!ベットに戻そうとしなくていいから!床に下ろしてくれればいいから!」


姉が私の腰を持って無理矢理ベットに上げようとしたので、それを止めさせた。

至近距離でお尻見られたの恥ずかし過ぎる。


「な、奈凪ちゃんはもう大人だから、こういうことをしても悪くないと思うの。ただ……身体に負担になるようなやり方は良くないと思うよ」

「違うから!してないから!」

「うん、お姉ちゃんは何も見てない」

「ホントにしてないから!苦笑いやめて!」


絶対誤解されたままになってるよ

しかもアブノーマルなやり方してると思われてる。

詩織さんにつねられたなんて言えないし、詰んでるよこれ


「……これ」


災難は続く、私がベットから落ちた衝撃で床に落ちていた私の裸婦画を姉が拾ったのだ


「お姉ちゃんの裸?」

「ちがーう!」


否定したのに姉は疑いの眼差しを向けてきた。

姉で致していたと思われてる!?

私が姉のことを性的に見てると思われてるっぽくて癪に障るんですけど


「これお姉ちゃんじゃないから!私だから!お姉ちゃんはもっと髪長いでしょ」

「……じゃあ自分を使って?」

「それも違うから!そもそもしてないから!」


ナルシスト過ぎるでしょ!

そんな人いないよ!


裸婦画を奪い返そうとしたが、また転んでしまう

まだぱんつ丸出しだったよ


もうバレンタインはこりごりでやんす

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