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知らない女の子に私は今日も100円で抱かれている~100円で抱かれる部~  作者: グナ


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部屋割り発表!

閉園間際まで遊んで、ホテルに入り、フロントで麗奈先輩がカードキーを受け取る。

ついに部屋割りが発表される時がきた。


……なんか妙に緊張するな

テニス部の時のメンバー発表より緊張するかもしれない


いつの間にか私に抱きついているみうからも緊張が伝わる。


「上級生が二人部屋、下級生が三人部屋」


さらりと麗奈先輩が私に鍵を渡しながらそう言った。

え、その組み合わせで大丈夫なの?


「やったー!奈凪センパイと一緒!」

「私も居るんですけど!?」


私の心配を他所にみうは飛び跳ねて喜ぶ

……よく考えたらこの部屋割りが一番丸いのかも

愛花先輩は麗奈先輩に噛まれることを拒否してるから、そういうことは起こり得ないし、私達も三人部屋だからその可能性は低い


うん。

流石、ボランティア部、部長だ

これがベストだと思う


カードキーを刺して部屋に入り、荷物を置く

お土産は明日買う予定なのでそこまで場所はとらなかった。


「私、壁際のベットが良い」

「え、フツーは窓際が良くないカナ?」


私と違って綾坂は窓際のベットが良いらしいから、ベット割りもすんなり決まりそうだ


「じゃあ私は奈凪センパイと一緒のベット!」

「「なんでだよ!」」


綾坂と同時につっこむ

後輩は大人しく真ん中のベットにしなさい


疲れたから夕飯は途中で買っておいたコンビニ弁当で、先輩達も交えてみんなで食べる。

トークの主導は綾坂で、内容は主に今日の反省点だ。

明日はもっとハードなスケジュールらしい

痩せこけて帰って来たら姉にめちゃくちゃ心配されそう


食べながらスマホをチェックすると、その姉から『あの女が居座ってる』とLINEがきていたので仰天する。

詩織さんずっと居るのかよ

私の部屋で何してんだ?


「はーい!質問がありまーす!」


食べ終わる頃にみうが手を挙げたので、全員の注文が彼女に集まる。


「なにカナ?」

「綾坂センパイじゃなくって麗奈センパイに質問があります」

「なによ?」


あーそれか

麗奈センパイが部屋着として中学の時の体操着を着てるからそれが気になるんだな

聞き方によっては関節技喰らうかもしれないから気をつけた方が良いよ




「セックスって禁忌に入りますかぁ?」




な、な、なに聞いてんだーーー!?

このタイミングで聞くことじゃないだろ!

いや、みうにとってはこのタイミングがベストなのか?

今夜、仕掛けてくるつもり?

寝れないんですけど!!


「入るわけないし!」

「……あはは、みうちゃんは面白いなぁ」


綾坂と愛花先輩が冗談に収める空気にしてくれた。

私も何か言った方が良いと感じ、教育係として嗜めようとしたのだが、その前に黙っていた麗奈先輩が口を開いた。


「……結論から言うと、セックスは禁忌に入らないわ」


場の空気が一気に固まり、みうから麗奈先輩に注目が移る。


「今まで黙っていたのは、貴女達に同じ過ちを繰り返して欲しくなかったからよ」

「同じ過ちってなんですかぁ?」

「……良い機会だから話しておくわ」


側に置いてあったパックの紅茶を一口飲んでから、麗奈先輩は静かに語り始めた。

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