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まだ名もない物語  作者: GERO
序章
15/46

第12話 防衛ラインの外で


 八月三十日 午前八時五十分 北海道・某市



 小林裕太は、昨夜から寝ていない。



 夜通し、呼ばれ続けていた。



      ◇



 スマホのナビ通りに、車を走らせる。



 国道を外れて、砂利道に入った。



 防衛ラインの、外側だった。



 この数年で、多くの集落に避難勧告が出ている。


 何かあっても、助けに行けないからだ。



 ほとんどの住民は、それに従って街へ移った。



 人のいなくなった家々が、そのまま残された。



 それでも、残る者はいた。



 勧告に、強い拘束力はない。


 出ていかないと決めた人間を、引きずり出す法律もない。



 理由は、それぞれだった。



 誰も、確かめには行かなかった。



      ◇



 その日々が、昨日の朝、終わった。



 電気が落ちる。柵が消える。ラインが、無くなる。



 そうと知らされて、人々は、ようやく動いた。



 何十年住んだ家に、鍵をかけ。


 かけたところで、もう意味などないと知りながら。



 それでも、かけて、出てきた。



 そうするしか、なかった。



      ◇



 両側は、畑だった。



 今年、誰も手を入れていない畑だ。


 人の背丈まで伸びた雑草が、風でゆっくりと波打っている。



 荷台の積荷が、ゴンゴンと音を立てて跳ねだした。



 砂利道では、いつもこうなる。



 二人しか乗れない、荷台の長いピックアップトラックだ。



 乗り心地で言えば、実家の軽トラの方が、よほどましだった。



 それでも、こっちを買った。



 ダッシュボードのホルダーに立てた画面に、ピンが一つ。



 昨夜、通報のあった家だった。



 残り、七百メートル。



 前を走る消防団の車両が、速度を落とした。


 裕太もブレーキを踏む。



      ◇



 道の先に、その家が見えてきた。



 門柱に、表札が出ている。



  末永



 敷地を、フェンスがぐるりと囲んでいた。


 上端には、有刺鉄線が二段。


 どう見ても、あとから足したものだった。



 その隣に、畑とビニールハウス。


 そちらは電気柵で囲われている。



 支柱の間隔も、線の段数も、素人の仕事ではなかった。



 母屋の一階は、窓という窓に板が打ち付けられていた。



 色の褪せた板と、まだ新しい板が、混じっている。


 必要になるたび、一枚ずつ打ってきたのだろう。



 その上から、金網。



 二階の窓だけが、開いていた。



 そこしか、開けられないのだ。



      ◇



 二台を、道幅いっぱいに横に並べて停めた。



 裕太は窓を下げた。


 隣の車両でも、克俊が窓を開けている。



 エンジンは、切らない。



 まずは、この距離から見る。



 畑。ハウス。車庫。母屋。塀の陰。


 それから、林の縁まで。



「──おおい! こっちだ! こっちぃ!」



 二階の窓から、老人が身を乗り出していた。


 両手を、大きく振っている。



「大丈夫かー! 怪我ぁ、ねぇかー!」



 克俊が、窓から顔を出して怒鳴り返した。



「ねぇ! ねぇけども、下りらんねぇんだわ!」



「何頭いる!」



「五頭! 車庫だ、車庫の中さいる!」



      ◇



「裕太、見えるか」



「見えます」



 門越しに、敷地の奥が見えた。



 屋根だけの、車庫。


 その奥に、収穫した野菜のコンテナが積み上げられている。



 その手前で、蝦夷鹿が五頭。



 雌が四頭と、角のある雄が一頭。



 コンテナに顔を突っ込んで、食っていた。



 車のエンジン音がしても、顔を上げただけだった。


 こちらを見て、また、下げる。



 それだけだった。



      ◇



「……相変わらず、逃げねぇな」



 克俊が、低く言った。



「逃げませんね」



 裕太は、雄の角を見ていた。



 まだ袋角だ。


 表面に、うぶ毛のような皮が残っている。



 この時期なら、それでいい。



 だが。



 雌を、四頭。



 雄が雌を囲うのは、秋のはずだった。


 発情期に入って、角が固まってからの話だ。



 今は、八月の末である。



 本来なら、雄は雄同士でいるか、一頭でいる時期だった。



 裕太は、それ以上は考えなかった。



 考えている時間は、ない。



「──行きます。皆さんは、そのままでいてください」



「おう。気ぃつけろよ」



      ◇



 ドアを開けて、外に出た。



 荷台から、銃を取る。



 上下二連の、中折れ式。



 実包を、二発。



 カシャン、と閉じて、車の前へ回った。



 背後を、確認する。



 畑。その先には、人のいない家。



 人のいる方角では、ない。



 ボンネットに肘を置いて、銃を載せた。


 車が、そのまま台になる。



 肩に当てて、頬をつける。



 息を、半分だけ吐いた。



      ◇



 その時。



 雄が、頭を上げた。



 こちらを、見た。



 雌のうち二頭も、口を止める。


 顔を、向けてくる。



「ピィッ」



 雌の一頭が、鋭く鳴いた。



 逃げようとする姿勢では、なかった。



「ピィッ、ピィッ」



 雄が、一歩、前に出る。



 首を、下げた。



 角を、こちらへ向けた。



      ◇



「……裕太」



 克俊の声が、後ろでした。



 裕太は、答えなかった。



 答える必要も、なかった。



 雄が、地面を蹴った。



 車庫を飛び出して、まっすぐ、走ってくる。



 門まで、二十メートル。



 十五。



 十。



 バーンッ。



      ◇



 前脚が折れて、砂利に突っ込んだ。



 その勢いのまま、二メートルほど滑って、止まる。



「ピイイッ」



 甲高い声が、四方から上がった。



 裕太は、銃口を動かした。



 次。



 残り四頭のうち、一番手前にいた雌へ、照準を送る。



 だが、そこにはもう、いなかった。



「ピィッ」


「ピイッ」



 四頭が、車庫から飛び出していく。



 畑を突っ切り、電気柵のたわんだ所を飛び越えて、林の縁へ。



 草を鳴らす音が、遠ざかった。



 数秒で、見えなくなる。



 あとには、蝉の声だけが残った。



      ◇



 裕太は、銃を構えたまま、林の縁を見ていた。



 三十秒ほど、そうしていた。



 戻っては、こない。



 銃を下ろし、銃身を折った。



 カシャン、と薬莢が跳ねて、足元の砂利に落ちる。



 ポーチから実包を抜いて、込め直す。



 バチン。



 車には、逃げない。


 人の声にも、逃げない。



 それでも、銃声にだけは、まだ逃げる。



 だから、一頭撃って、あとは散る。



 そして、しばらくすれば、また別の家の庭にいる。



 昨夜から、ずっと、その繰り返しだった。



      ◇



「──いいですよ」



 裕太が手を上げると、隣の車両のドアが、一斉に開いた。



 克俊と、若い団員が三人。



 それぞれ、透明の盾と、刺股を手にしている。



 どこの学校にもあるような、不審者対策の備品だった。



 鹿に効くとは、誰も思っていない。



 それでも、素手よりは、ましだった。



「おーい! 爺さん! 開けられるかー!」



 克俊が、二階に向かって怒鳴った。



「今、下りるわ!」



      ◇



 窓が閉まって、しばらく、何も起きなかった。



 家の中で、何かをどける音がする。



 重い音だった。



 それが、一つ。



 それから、もう一つ。



 鍵の回る音。



 ようやく、玄関の戸が開いた。



      ◇



 老人が、出てきた。



 物干し竿を、一本、握ったまま。



 突っかい棒にしていたのだろう。



 七十は過ぎている。



 作業着の上から、厚手の前掛けのようなものを巻いていた。


 自分で縫ったものらしかった。



 老人は、そのまま門まで歩いてきて、内側から閂を外した。



 鉄の門が、軋みながら開く。



「……ああ、助かった。ほんとに、助かった」



 開け終わると、その場に、座り込んだ。



「爺さん、怪我は」



「ねぇ。ねぇんだわ」



「そりゃよかった」



 克俊が、腕を取って立たせた。



      ◇



 団員たちが、敷地に入る。



 盾を構えたまま、ハウスの陰と、母屋の裏を見て回った。



「うわ……でけぇ」



 若い団員の一人が、倒れた雄を見て、思わず声を漏らした。



「近づくな。まだ足が動くことあっからよ」



 克俊が、その肩を引き戻す。



 倒れた雄が、一度だけ、喉を鳴らした。



「……ヒュッ」



 それきり、動かなくなった。



      ◇



 克俊が、屈んで、雄の頭の方を覗き込んだ。



「……まだ赤角じゃねぇな」



「そうですね」



 裕太は、答えながら、口元も確かめた。



 汚れてはいる。


 だが、血ではない。



「でも、この時期にメスを四頭も連れてました」



「あぁ?」



「秋の話ですよ、本当は。角が固まってからの」



「……そうだったか」



「相変わらず、習性がめちゃくちゃになってます」



 克俊は、返事をしなかった。



 ただ、倒れた鹿を、しばらく見ていた。



      ◇



「……赤角って、なんだべ」



 末永が、言った。



「爺さん、知らねぇか」



「聞いたことねぇなあ」



「猟友会の方で、そう呼んでんだわ」



 克俊は、倒れた雄の角を、指で軽く叩いた。



「普通の鹿は、年に一回、角が落ちる。


 落ちて、また生えて、秋には固まる。



 毎年、それの繰り返しだべ」



「んだな」



「それが、落ちねぇのがいるんだわ」



 末永が、眉を寄せた。



「落ちねぇまま、伸び続ける。


 伸びて、枝分かれして、また伸びて。



 だから、鹿の角に見えねぇような形になる」



「……はあ」



「んで、そういうのは、たいてい赤い」



 克俊は、そこで一度、言葉を切った。



「自分の血だったり、他所の血だったり。


 どっちもだったり、な」



      ◇



「去年の暮れからだ」



 克俊は、少し声を落とした。



「人が、やられ出した」



 末永が、顔を上げた。



「羆じゃねぇんだわ。


 羆なら、傷見りゃ分かる。



 でも、そのどれとも、違った」



「……」



「んで、荒らされてんだ。


 むしったみてぇな跡が、残っててよ」



 末永が、物干し竿を握り直した。



「去年の終わりごろに、ドローンが撮ったんだと。



 あれ、長いこと飛ばしてっと鳥に落とされっからよ。


 撮れたのは、数分だけだ」



 克俊は、それきり、しばらく黙った。



「……そこに、映ってたんだわ」



「なにが」



「鹿が」



 克俊が、言った。



「人ぉ、襲って。



 ……食ってた」



      ◇



 蝉の声が、一段、大きくなった気がした。



「そんで、決まったんだ。



 見つけたら、撃つ。



 猟友会も、自衛隊も、警察も、みんな同じだ。


 角と口元さえ確かめたら、あとは、撃つ」



 撃つ、と言った。



 捕獲でも、駆除でも、なかった。



「……即時駆除の対象です」



 裕太が、補った。



「見つけた時点で。誰の許可も要りません」



      ◇



「んで、これが厄介なんだけどもよ」



 克俊は、倒れた雄を、顎で示した。



「撃っても撃っても、また出てくんだわ」



「……どっから」



「分からん」



 克俊は、あっさりと言った。



「そもそも、鹿にやられる人なんて、毎日いんだわ。


 こんな時代だもの。



 どれが赤角にやられたんだか、誰にも分からん。



 紛れちまうんだ。全部」



 末永は、しばらく黙っていた。



 それから、自分の家の方を、ちらりと見た。



 板を打ち付けた、一階の窓を。



      ◇



「──あぁ!」



 突然、末永が声を上げた。



「見たことあるわ、それ!」



「あん?」



「去年の秋だ! あそこさ、立ってたんだわ!」



 末永は、畑の向こう、林の縁を指差した。



「おっかねぇ角した、でっけぇのが!



 枝みてぇに、ぐちゃぐちゃになっててよ。


 病気でもしてんのかと思ったんだわ!」



「……赤かったか」



「赤かった、赤かった!


 夕方でよ、最初は陽のせいかと思ったんだけども──」



 そこで、止まった。



 自分が今、何を言ったのか。



 あれが、何だったのか。



 顔から、血の気が引いていくのが、分かった。



「……あれ、そういう、やつだったのか」



      ◇



 裕太と克俊は、顔を見合わせた。



 去年の秋。



 この家の、すぐそこに、いた。



 誰も、知らなかった。


 誰も、報告を受けていない。



 そして、この老人は、それから一年、ここで暮らしていた。



「……爺さん。早く積もうや。時間ねぇ」



「……んだな」



 末永の声は、さっきより、ずいぶん小さくなっていた。



      ◇



 玄関の三和土に、段ボールが積んであった。



 二つや三つでは、ない。



「爺さん、これ、全部かい」



「んだ」



「悪ぃけどよ、全部は無理だわ。うちの車、もう人しか乗せらんねぇ」



「ああ、いいのいいの。自分の車で行くから」



      ◇



 車庫に、白いSUVが停めてあった。



 だいぶ古い型だ。



 その前面に、太いパイプのバンパーが組んである。



 車体の色とは、まるで合っていない。


 塗装が剥げて、下地が錆びていた。



 ボンネットが、へこんでいる。


 バンパーの、すぐ脇。



 側面にも、何か所か。



 右のヘッドライトは、割れていた。


 ひびが、放射状に入っている。



 直さないまま、走ってきたのだろう。



 鹿が倒れているのは、門から十メートルほどのところだった。



 走り出したのは、その運転席のドアの、すぐ横からだった。



      ◇



「……昨日の夕方からよ、下りらんなくてよ」



 段ボールを抱えながら、末永が言った。



「一晩かい」



「一晩だ」



 克俊が、手を止めた。



「荷造り終わってよ。


 あとは積むだけだと思って、ふっと外見たら、もういたんだわ」



「どっから入った」



「畑だ」



 末永は、電気柵の方を、顎で示した。



「……電気、切れてたんだわ」



      ◇



 裕太は、畑の方へ歩いた。



 支柱に沿って、線を目で追っていく。



 切れては、いない。


 支柱も、倒れていない。



 草も、きちんと刈ってあった。



 線の下、三十センチほどの幅が、帯のように地面まで剥き出しになっている。



 手で刈ったのだと、分かった。



 区画の隅に、本体の箱がある。



 蓋を開けた。



 スイッチが、切ってあった。



「……克俊さん」



「あん」



「落ちてます」



「壊れたのか」



「いえ。切ってあります」



      ◇



 末永が、その場に立ったまま、目を閉じた。



「……草、刈ってたんだわ」



「ええ」



「除草剤、効かんくなってよ。


 前は一回撒けば済んだんだ。今は、撒いても伸びる。



 だから、手でやってた。


 線の下だけ、刈ってやらんと漏れるからよ」



「そうですね」



「切ってからやんだ、いつも。触るもんだからよ。



 周り見て、切って、刈って、終わったら、入れる。



 三年、そうしてきた」



      ◇



「……昨日の朝だ」



 末永の声が、少し掠れた。



「ラジオかけながら、やってたんだわ。



 そしたら、太陽が、どうのって言い出してよ。



 最初、なに言ってんだか、分からんかった」



「……ああ」



「それで、テレビ見ようと思って、家さ戻って」



 末永は、そこで一度、息を吸った。



「……そのまんまだ」



      ◇



 昨日の、午前十時前。



 それから、今朝まで。



 その間、この家の畑は、何にも守られていなかった。



 末永は、テレビの前にいた。


 電話をかけ続けた。


 荷物を、まとめた。



      ◇



 裕太は、線をもう一度、目で追った。



 支柱と支柱の間。



 一箇所だけ、ワイヤーが下がっている。



 切れてはいない。



 ただ、たわんでいた。



 何度も、またがれたのだろう。



 その下の草が、帯のように倒れて、道になっている。



 通用門は、その先だ。



 畑に入れれば、敷地にも入れる。



      ◇



「……俺が、やったんだべな」



 末永が、言った。



 裕太は、しゃがんで、目の高さを合わせた。



「末永さん。三年、保たせたんでしょう」



「……」



「その柵、素人の仕事じゃないです。


 段数も、間隔も」



 末永は、答えなかった。



 ただ、自分で刈った草の帯の方を、見ていた。



      ◇



「追い払ったか」



 克俊が、話を戻した。



「やったさ。



 怒鳴っても、鍋叩いても、動かんもの。


 ライトも焚いた。爆竹も鳴らした。



 前は、それで退いたんだわ」



「今は」



「今は、こっち見るだけだ」



 末永は、そこで一度、言葉を切った。



「暗ぇべ。よく見えねぇんだけども、いるのは分かんだ。



 んで、こっち見上げてくんだわ。


 目ぇ合うんだよ、暗ぇのに」



「……」



「しばらく、そうして見てんだ。


 んで、また食い出す」



 末永は、そこで、自分で少し笑った。



「馬鹿みてぇな話だべさ。鹿だべ、鹿」



 克俊も、裕太も、笑わなかった。



      ◇



 段ボールを二つ、裕太が運んだ。



 一つは、毛布。


 もう一つには、位牌と、写真の束が入っていた。



「末永さん。重いの、こっちで持ちますよ」



「悪いねぇ、若いの」



「団長、こっちの荷物、積み終わりました」



「おう」



      ◇



「爺さん、行き先は」



 克俊が、手帳を開いた。



「市民体育館だ。いっぱいだって言われたけども、昨日かけたら、入れるってよ」



「んだな。そこなら、大丈夫だ」



「あんた方は」



「俺らぁ、まだ回るとこある」



      ◇



 エンジンが、かかった。



 古いディーゼルの、太い音が響く。



 白いSUVが、敷地の外へ、ゆっくりと出ていく。



 克俊が、最後に門を閉じた。



 末永は、窓を開けて、一度だけ、家の方を見た。



 板を打ち付けた、一階。


 開けたままの、二階の窓。



 その隣の、畑と、ハウス。



 三年分の、いや、何十年と続いた、この家の全部だった。



「……死ぬまでにまた、帰って来れるべか……」



 その言葉に、誰も、返す言葉が見つからなかった。



 末永は小さなため息を吐くと、それから、前を向いた。



「──世話になったな」



「あぁ。悪いが、体育館までは送ってやれねぇ。


 気を付けてな、爺さん」



 末永は小さく頷くと、そのまま全員に頭を下げて、車を走らせた。



 白いSUVが、砂利を鳴らして走り去っていく。



      ◇



「……よし、次行くか」



「はい」



 裕太たちは末永の車を見送ると、車に乗り込んで、次の家へと向かった。



 二台の車が、土埃を残して消えていく。



 残されたのは、誰もいなくなった家だけだった。


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