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邪教の教典 2
そんな感じで、三人は地下8階まで無事に下りていった。
途中ちょっとした超高位ウィザードや超高位デビルなどをリックのデコピン一撃で倒したぐらいで、特に大きな戦闘もなかった。
最下層の地下8階は、不思議と明るいが、湿気が多く毒沼もそこかしこにある。
ぐるりと回廊を回っていくと、その一番奥に、玉座があった。
が、玉座は空席。
恐らくロカ・ビリアン教の関連施設らしく、エル・ビース神のポスターやレコード盤が散らばっている。
「たぶんこのあたりにお宝があると思うんだけどなぁ~」
リックは頭を掻きながら玉座の周りを捜索する。
他の二人も同じ様に捜索をするが、なかなか見つからないようだ。
が。
「……おほっ」
海空が奇声を発した。
「なんだ?
何か見つかったか?」
リックが海空に近づくが、海空は慌てて何かを隠し、
「いやぁ、とととるにたらぬ書籍に過ぎぬよ」
「書籍?
本だったら、聖典かも知れねえじゃねぇか」
「私、鑑定できるわよ」
「いやいやいやいや、大丈夫!
拙僧が持ち帰って保管いたすゆえ」
あまりの慌てぶりに、フィオナは何か違和感を感じた。
「フリーズ・アンデッド!」




