第2話 最後の看板
短すぎて草
展開はいつだって急
2
「かなり…歩いたはずだよな?」
先程見た看板から既に4時間は経過している。慎也は正確な時間経過を確かめれないので相当な精神的に疲労しているようだ。
「あ、あった…看板!」
数十メートル先に新しい看板を見つけ、慎也は喜びのあまり看板の下まで駆け出した。
そして。気づく。看板が3つ並んでいることに。
「なんで3つ。というよりさっきの二つに比べてかなり新しいな…まるでさっき建てられたような…まぁいいや、1個づつ見ていくかなんで書いてあんだ?」
『既に異国。ルール。郷に入れば郷に従え。』
「まさか。ハハッ…」
そして2つ目の看板に目を向けた
『お前。弱い。異国のシステムを使用。異国のみ可能』
「異国のシステム…?なに言ってるんだ?この看板…それに弱い?お前って…やべぇ、分からないことだらけだ」
そして最後に3つ目に目を向ける
『世界の正確な名前。偉國。
この先徒歩1分。偉國。
新しい世界。お前は自由』
「この看板、最後の最後まで謎だな。なに言ってるかさっぱりだ。偉國?世界が違う?何?今流行りの異世界転移?」
頭をかきながら慎也はその場で考える。しかし、自分が納得できる回答なんて物は出るはずもなく…
「先に進むか…看板によると徒歩1分で偉國らしいしな」
そして慎也は歩き始めた。
慎也が看板を越えようと一歩でた瞬間。
眩しい光が目に入ってきた。
「あれは…出口?さっきまで何も見えなかったはずだが…」
そして慎也は光に向かって歩き出す。
「うぅ…近づくに連れて眩しくなっていく…」
ようこそ。偉國へ
そんな声が慎也の耳に届いた気がした。
そして。路地裏から慎也は脱出したのであった。




