第3話 神の庭園
漢数字と算用数字が混ざってるけど気にしなーい。
短いけど許してね。
3
時は少し遡ること。数時間前。
地平線の彼方まで花が埋め尽くされる場所
神の庭園にて
「フン♫フフン♪」
鼻歌まじりで花畑を歩いている白いドレスを着た幼い少女。
彼女の背中にはまるで天使のような大きな純白の羽が生えている。
「随分と楽しそうだね。」
そんな彼女に声をかけたのは両目を閉じ白いスーツを着た少年。
背中に羽が生えていないにも関わらず空中で浮いている。
「だって。久しぶりに旅人が来たんですもの、喜ぶにきまってますわ。」
「旅人…ね…。迷い込んだように思えるけどね。まぁ、とやかく言うつもりは無いけど、あまりやり過ぎないようにしておくれよ。」
「あら?わざわざそんな事を言いに私の所までやって来たのですの?私が何をしようとあなたには関係のない事ですの。」
「大ありさ。君が問題を起こすと、その問題を僕が埋めなければいけないだろう?君は後先考えずに行動するからねぇ。全く困ったものだよ。」
「と言いつつも、毎度私の行動を止めないのはどうしてか聞いても?」
「フフフッ。それは勿論。見ていて飽きないからさ。今回はいつも以上に楽しそうな展開になりそうだからね。楽しみにしているよ。」
少年はそう言って音もなく消えていった。
「あなたも私と変わらないですわね。」
と言い少女は再び歩き出した。
「瀬上慎也…いつも以上にワクワクする名前ね。」
そう言い残して少女も何処かへ消えていってしまった。




