第1話 路地裏
連載始めようか、迷ってます。
拙い文章で、まだ慣れてないです。
この物語は結構急展開すぎるので注意
申し訳。まぁ見てってくれると嬉しいな。
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「…眩しい」
窓から差し込む太陽によって心地の良い睡眠は止められてしまった。
「もう朝か…久しぶりの快眠だったな」
俺、瀬上慎也はベットから身を起こし、学校へ行く支度をする。
下からは、家事をする音が聞こえて来る。
「母さんは毎日大変だな」
そんな事を呟きながら、階段で下に降り、リビングのドアを開く。
「母さん。おはよう」
「あら。慎也。おはよう。今日は早起きね。」
「…流石に毎日寝坊はしてられない」
「早く食べて遅れずに学校に行くのよ。
母さん、もう出るから。後のことはよろしくね。あ、あと今日は少し遅れるから。」
「わかったよ。いってらっしゃい」
「いってきまーす」
玄関からドアの閉まる音が聞こえる。
俺の家族は母さんだけだ。
父さんは生まれてすぐに建築仕事の事故で亡くなった。母さんがずっと女手一つで俺を育ててくれた。母さんには感謝してもし尽くせない程感謝してる。
「さてと、朝飯も食い終わったし学校に行くか」
俺はめんどくさそうに家を出た。
家を出て学校に向かっている途中。
俺はある住宅街の光景に違和感を覚えた。
それは家と家の隙間の路地裏だ。
俺はいつも通りの道を進み、学校に向かっていた。
そう。俺は1年間学校に通い続けているのだ。間違えるはずがない。
しかし、いつもならそこには路地裏なんて物は存在せず、家と家が隣接しているだけのはずなのである。
「こんなところに、路地裏なんてなかったよな」
路地裏は日の光が当たっておらず、ただ冷たい風が吹いている。
俺はスマホに目を落とす。
「まだちょっと時間あるな。少し行ってみるか」
人は一度好奇心が芽生えると中々振り払うことのできない生き物なのだ。
この男。瀬上慎也にとっては特に。
慎也はなんの戸惑いもなく、路地裏に足を踏み入れた。
「肌寒いな…」
今は四月といえど流石にまだ冬の寒さは残っている。その上この路地は日当たりが悪い。
それもあって余計にであろう。
「お?なんだ、なんか見えてきたな」
それは古びた看板である。
「なんだこれ看板か?なんて書いてんだ?」
看板にはこう書いてある。
『この先、進むなら。覚悟が必要』
「覚悟?なんだそれ、てかどうせならこの先に何があるかぐらい記しとけよ」
そんな事を吐き捨て慎也は看板の内容にそれほど気にも止めずに先へ進む。
そして歩き始めて10分が経った。
「おかしいな」
ここで慎也は疑問を口にした。
「いくらなんでも長すぎる。ただの路地裏にしろ、せいぜい40、50メートル。
もうすでに1キロは歩いてるはず…」
真っ当な疑問である。慎也の身長は180センチ。一般男性より少し歩幅が大きい。
彼の歩くペースを考えると実際1.5キロは歩いてる。
「学校にも遅れるからそろそろ戻るか?」
慎也は少し焦りながら、走って戻ることにした。
それから、10分が経過した。
「ハァ…ハァ…どうなってんだ。もう出口が見えてもおかしくないだろ。」
息切れを起こしながら慎也は疑問に思う。
「こりゃあ、学校に遅れるな…いや、そんな事言ってる場合でも無いな。なんだ?怪奇現象かなんかか?巻き込まれたか?おいおい勘弁してくれよ。めんどくせぇ」
慎也は焦りながらまた、走って戻っていく。
それからまた10分。
「駄目だな。完全にこの路地裏からでられねぇ。というよりさっきから同じとこを回ってるらしい」
とうとう慎也は走るのを止めて地面に座り込む。ふとポケットのスマホの時刻に目を落とす。
時刻0:00。日付0/0。
「完全に怪奇現象ならではのお約束だな」
そんな冗談をこぼして、これからの事を考える。そして、ふと看板の事を思い出す。
「そういや、あの看板、先に進むには覚悟がいるとか書いてたな…。ここから脱出するには先へ進むしかねぇって事か?いや、それしかありえねぇか。一旦進んでみるか」
そう言って慎也は路地の先へ進むことにした。
それから数分後。少し古びた看板を見つけた。
「どうやら正解みたいだな」
風景に変化が見られ少し安堵した慎也である。
「前見たやつより少し新しいな、なんて書いてんだ?」
『この先。異国。日本国憲法通用しない』
「は?なんだそりゃ。異国?日本国憲法?何だ?犬○村か?」
看板にはそれしか記されていなかった。
「…まだ進むしかねぇのか、また新しく看板でもあんのかな?」
そしてまた慎也は肌寒い路地を進み出した。




