表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アキヒトバトルアドベンジャーズ  作者: モフきのこ
第1章 『出会いと別れの一年間』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
110/302

EX.105 「味の無い狂気」

『龍宮城の下——————【連絡廊】』


 もちろん空中を飛べない彼らは必然的にその手段を手にしている。


 兵士達が持っているのは手のひらに収まる程の大きさのサンゴ——————『バブリーサンゴ』だ。


 そのサンゴの柔らかいボタンのような所を押すと、メガロやテティスなど人魚達が身につけていたバブルが放射され、それをクッションにして空中に留まる。


「何という事態に······!!国王一人城に残すとは、何たる失態だ!!」


「嘆くな、これは王のご命令だ!!」


「通信手段が必要だ!!一刻も早くウバボシ王子らと連絡を取り、戦力を整え龍宮城へ戻るのだ!!」


「はっ!一番近い街はギョバリーヒルズです」


 @@@@@


『魚人島一等地【ギョバリーヒルズ】』


 そこは今までのような優雅な都市だけではなく、建物の崩壊音と人々の叫び声が街中に響き渡っていた。


「言うとおりにしろっシ!!」


「キャーーーー!!」


 ステロイド·ロッヒがギョバリーヒルズのど真ん中で武器を持ち、とある写真を地面に放り投げた。


「やめたまえキミ達っ!!魚人街の連中だな!?」


「なぜこんな事を!?」


「黙れッシ!この国はディザスター船長のものになるのだっシ!!」


『魚人島北東——————【雲雀雫の丘】』


「早く踏め!!」


「やめろ!!無理だ、おれには踏めねぇ······!!()()()の顔は!!」


()()()を踏めねぇ奴は人間と仲良くしてぇんだ!!キャッキャッ!!オレたちの敵だぁ!!」


『魚人島南東——————【魚民会館前】』


「簡単だろう。その"踏み絵„を踏むか、この島を出るかだ······さっさとやれ······」

「どっちもいやなら斬っていいと言われている」


「そんな······!!」


『魚人島東——————【マーリンショッピングモール】』


「国から出てけだと!?ここ以外光のある海底はないし······」


「人間達の世界じゃとても暮らせねぇ!!」


「——————見ろ······人間を凶暴な生き物だと分かっている証拠だ!!」


「!!」


「人間と魚人が手を取り合う事など幻想にすぎない!大人しくレオナルドおうにひざまつけ!!人間共を支配し、歴史を変えるのだ!!」


『魚人島北——————【水車の町】』


「邪魔をするな!ドス〜〜ん!!」


「む!」


「!!?」


 魚人街の魚人たちがとある行動を強制させる中、唯一間に合った町でウバボシはドスンを殴り飛ばした。


「ウバボシ様ぁ〜〜〜〜!!」「王子〜〜!」


「············!!ぐ······」


「ドスンさん!!」「ヌゥ」


「これは一体どういうつもりだお前達······!!」


 ウバボシは魚人島の住民に、何を踏ませていた事に激昂した。


「——————この国の民達に······!亡き母上の写真を踏ませるとは!!」


『魚人島南東——————【サンゴが丘】』


「エドワード·ティーチも取り逃がし」

「テティス姫もまた······目の前で"セブンウォーリアーズ„の奴らに連れ去られた······!!」


「姫はしかし『夕食までに帰る』と」


「言わされてるに決まってるだろ!」


「このまま姫様が地上に連れ去られでもしたら······」


「おーーーい!色んな町で今、魚人街の奴らが暴れているらしい!!」


「龍宮城はどうなった!?この島で何が起きてるんだ!!」



次話12月25日特別編

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ