[おまけTIPS]農耕プラント
農耕プラントの経緯と役割に関するレポート
歴史総合学部歴史総合学科
学籍番号 03712046
白波月夏
農耕プラントの歴史は試作自体は15年前、市場に出てからは10年程度経過している。
初期の試作機は四角形のものが主流であったが、布栄 陽善氏による六角形のヘックス構造が採用されて現行に至っている。
当初はH250鋼での製作が主流であったが、新規格のH350鋼の採用により一辺25m規格が2014年時点での主流となっている。
そもそもこの構造物が生まれたのは17年前の異常気象による長雨と線状降水帯の多発、および日照時間の大幅な減少による農作物の大不作に起因するとされている。
翌年以降も同様の傾向が発生したため、1999年度に官民による共同プロジェクトとして農業再生プロジェクトが始動した。
1999年末に初期型の四角型がつくられるが耐荷重のため1辺が20m、コンバインや作業者用通路を踏まえると旧来のハウス栽培程度の効率しか得られず、新規格のH350鋼を花菱重工グループが開発。それを用いることで一辺25mのヘックス構造へと変遷したのが2001年末である。
2002年度より先行導入試験が行われ、2004年度以降は補助金による助成により普及が進んだ。
エレベーターなどを通じてトラクターなどが入れるように各層には振動吸収構造が導入されており、光源は発育に好影響を確認されている赤青と、視認性向上による緑によって構成される白色LEDと紫外線の確保目的としてキセノンランプが5m高の位置に取り付けられている。ただしキセノンランプとの距離が近いため、従事者は防護服(インナーとの併用でファン付き可)とサングラスまたはバイザーの着用が義務付けされている。
複数層になっているものもあるが、荷重の関係もあり3層構造までが現状の実質上限となっているとされている。
側面には転落防止用のガードレールがついた開放モードとシャッターを下ろした閉鎖モードとがあり、作物により調整可能。開放モードは旬に近い環境を、閉鎖モードはハウス栽培に近い運用が可能とのことだ。
土は通路以外が50センチほど沈んでおり、そこに敷き詰められ、底面は1/100で傾斜がかかっており排水ができるようになっている。
連結機構も持つが、地震などの際に同時に崩落などを起こさないよう自壊ボルトでの連結がされるよう義務付けされている。
これにより結果的に元々よりも生産量が増えた作物も多いが、逆に牛蒡のように深い土壌を必要とする作物や旧来の農法での国産作物は一気にブランド化するなど、市場にも影響が出ているとのことだ。
運営に関して、半公営物である扱いのため、補助金は7割にも及ぶものの、10年の従事契約、あるいは完済までは当該設備の廃棄や販売などは一切禁止されており、できない場合は残額及び履行条件等は継承する事業者に引き継がれる。
このため資本力や、既存農家の撤退したプラントを買い取った大企業の農業事業が拡大しており、旧来の兼業農家のスタイルは減り、大型ファーム経営へと移行しつつあるため、大企業優遇策だという論調も少なくない。
近年では家禽のような小型家畜を飼育するケースもモデルケース運用が始まっている。
しかし景観面をはじめ、反対の声も多かった中で3年前の太平洋東北沖、翌日に太平洋中部沖で起きた連発大震災の際にこれへの垂直避難により津波や土砂災害の際に生還できた例が多数あったことが事態の沈静化に一役買ったことには間違いないだろう。
一方で液状化などの影響で倒壊した例もあり、以降は設置の際に地域によっては地盤と基礎に関する条項の強化も進んでいる。
UIが各所で違いすぎで泡吹いてます。
先駆者のマルチプラットフォーマーに畏敬の念を抱きつつ、今後も頑張ろうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。




