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剣姫戦いの決意


「……ありがとう。あなたのおかげで、多くの民を解放することができた」

静かに紡がれた剣の姫の言葉には、確かな重みがあった。

【救援室で治療中だ】

「蒼生大和の治癒……見事なものね。

でも、不思議だわ……どこか、姉様の法に似ている気がする」

「…………」

彼女は目を伏せ、ゆっくりと言葉を継いだ。

「蒼生大和……あなたたちの力がなければ、民を救うことはできなかった。

あなたが“正義”の名のもとに戦っているわけではないことも、理解している。

でも……そんなことは関係ない」

顔を上げる。その瞳には、迷いのない光が宿っていた。

「あなたが成したこと。救われた命。

そのすべてに、私は心から感謝している」

敗戦の地。

荒れ果てた大地に刻まれた、わずかな勝利の痕跡。

それでも――確かに、多くの命が解き放たれた。

だが現実は、なお重い。

まだ数えきれないほどの囚われ人が残されている。

エルフも、日本人も、そして多くの民が、

魔大国の支配のもと、奴隷として扱われている。

【本番はこれからだ】

低く、しかし確かな声。

これから戦いの激化は避けられない

【オーバーロード側から強い力を感じる。

 戦いは、さらに激しくなるぞ】

「……上等よ」

短く吐き出された言葉。

だが、その奥に宿るのは燃え上がる闘志。

「こっちも戦力を整える。

そして――必ず、叩き潰す」

その声は、静かに、しかし確かに戦場へと向けられていた。


挿絵(By みてみん)

世界、人物、引用、元ネタ、テキスト等【引用、参考文献等】

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cien(全年齢)

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