076⚫️自分のことは自分でしなさい
ー抜いたよ、抜いちゃったよ、不可思議!!
ーうわあ、聖者の剣の中でも、特別よね!こわ〜い!
ーでも、抜刀したってことは、感情爆発しなかった、ってことでしょ?
ーいや、まあ、そうだけど・・・一歩間違うとえらいことだったよね。
ーそこはそれ、マイロードのことだから、大丈夫!
ーで、帝王はどうなるのよ?
ーあそこって・・・’別荘!でしょ?いいのかなあ?
ー時間の流れが違うんでしょ?1日が1ヶ月分。つまり、1年いたら、外の世界では30年が経つってことよね。
ー手紙って、何書いてあったのよ?
ー帝王が目覚めて、手紙を読んでたのをこっそり横から見たけど、’本気でありがとう’って言えるまで、そこにいなさい、だって。
ーそれ、むずかしいんじゃない?あのプライドの高さで、しかもひとりきりでしょ?どうにもならんなあ。
ー今まで、誰かに何でもさせてきたんだから、たった一人で衣食住をまかなうなんて・・・。どうにもならんぞお。
ーずっと、あのまま?10年いたら、300年!どこに帰るのよ?
ーう〜ん。でも、時間軸を遡って落っことせばいいんじゃないの?
ー落っことされた方は困るなぁ〜。
ーそれもこれも、帝王自身がどう考えるか、だよね。
ーひとりぐらしって、家を出て下宿して、初めて実家のありがたさがわかる、っていうじゃない?
ーそうだね。しばらく、自分のことは自分でしなさい、っていいかも?
ー生活環境は整ってるからね。先端装備を使えるかも?
ーやる気になったら、問題ないよね?
ーできるかなあ?
ーノッポの亜子ちゃんとゴツいゴンタがいっしょだと、いいのにね。
ーどうして?
ーだって、「できるかな」ってそういう内容だもの。自分でやってみないと、ね。




