伊勢物語を読み解く
令和七年(二〇二五)年は伊勢物語の主人公に擬せられる在原業平の生誕一二〇〇周年にあたるそうです(諸説あり)。伊勢物語は千年以上の時を越えて現代に受け継がれた名作品ですが、現代の我々にとって全編を通して通読される機会はなかなかないように思われます。今回、インターネット上の某所で講読した原稿を一部再編し、文芸作品としてここに表します。通説や先行研究などを踏まえつつ、筆者なりの現代語訳と解釈を試みて現代の我々にとっても意味をとりやすいように心がけました。
本稿における原文は、全編を通して『新潮日本古典集成 伊勢物語』に拠っております。これはいわゆる天福本、藤原定家自筆本を三条西実隆が臨写した本を底本とするものであります。
本稿は、伊勢物語の各章段ごとに一話として設定しました。各章段は長さもまちまちで、解釈の文章量にも差があるため、話によっては極端に文字数が多かったり少なかったりします。
それでは、歳末のお忙しい頃ではありますが、寒夜のひとときの御供となれば幸いです。
本稿における原文は、全編を通して『新潮日本古典集成 伊勢物語』に拠っております。これはいわゆる天福本、藤原定家自筆本を三条西実隆が臨写した本を底本とするものであります。
本稿は、伊勢物語の各章段ごとに一話として設定しました。各章段は長さもまちまちで、解釈の文章量にも差があるため、話によっては極端に文字数が多かったり少なかったりします。
それでは、歳末のお忙しい頃ではありますが、寒夜のひとときの御供となれば幸いです。
伊勢物語の成立と概観
2025/12/28 21:40
初段 初冠(ういこうぶり)
2025/12/28 21:40
(改)
第二段 雨の後朝
2025/12/28 21:40
第三段 ひじきもの
2025/12/28 21:40
(改)
第四段 月やあらぬ
2025/12/28 21:41
(改)
第五段 (恋の)通ひ路
2025/12/28 21:49
(改)
第六段 芥川
2025/12/28 22:34
(改)
第七段 かへる浪
2025/12/28 22:39
第八段 けぶり立つ山
2025/12/28 22:42
第九段(一) 東下り かきつばた
2025/12/28 22:48
第九段(二) 東下り 宇津の山辺
2025/12/28 22:52
第九段(三) 東下り 都鳥
2025/12/28 22:57
(改)
第十段 たのむの雁
2025/12/28 22:59
第十一段 雲居のほど
2025/12/28 23:00
第十二段 つまもこもれり
2025/12/28 23:02
(改)
第十三段 武蔵鐙
2025/12/28 23:06
第十四段 くたかけ
2025/12/28 23:11
(改)
第十五段 えびす心
2025/12/28 23:19
第十六段 天の羽衣
2025/12/28 23:29
第十七段 年にまれなる
2025/12/28 23:31
第十八段 なま心ある女
2025/12/28 23:34
第十九段 天雲の
2025/12/28 23:35
第二十段 春のもみぢ
2025/12/28 23:37
第二十一段(一) 世のありさま
2025/12/28 23:40
第二十一段(二) 忘れ草
2025/12/28 23:41
第二十二段 秋の夜の
2025/12/28 23:44
第二十三段(一) 筒井筒
2025/12/28 23:48
第二十三段(二) たつた山
2025/12/28 23:49
第二十三段(三) 生駒山
2025/12/28 23:52
第二十四段 梓弓
2025/12/28 23:53
第二十五段 みるめなき
2025/12/28 23:56
第二十六段 唐土舟の
2025/12/28 23:57
第二十七段 水の下にも
2025/12/29 00:02
第二十八段 あふごかたみに
2025/12/29 00:33
第二十九段 花にあかぬ
2025/12/29 00:35
第三十段 つらき心のながく
2025/12/29 00:36
第三十一段 つみもなき人を
2025/12/29 00:39
第三十二段 しづのをだまき
2025/12/29 00:42
第三十三段 こもり江に思ふ心
2025/12/29 00:46
第三十四段 言へばえに
2025/12/29 00:48
第三十五段 沫緒に縒りて
2025/12/29 00:50
第三十六段 峰まではへる玉かづら
2025/12/29 00:53
第三十七段 下紐とくな朝顔の
2025/12/29 00:55
第三十八段 人はこれをや恋と
2025/12/29 00:57
第三十九段 ともしけち
2025/12/29 01:07
第四十段 別れのかたからむ
2025/12/29 01:09
第四十一段 紫の色こき
2025/12/29 01:11
第四十二段 誰が通ひ路と
2025/12/29 01:14
第四十三段 しでの田長
2025/12/29 01:18
第四十四段 裳のはなむけ
2025/12/29 01:23
第四十五段 ゆく螢
2025/12/29 01:29
第四十六段 うるはしき友
2025/12/29 01:30
第四十七段 大幣のひく手あまた
2025/12/29 01:32
第四十八段 待つ苦しさ
2025/12/29 01:33
第四十九段 はつ草
2025/12/29 01:35
第五十段 あだくらべ
2025/12/29 01:39
第五十一段 菊を賀す
2025/12/29 01:41
第五十二段 答礼の雉子
2025/12/29 01:43
第五十三段 逢ひがたき女
2025/12/29 01:44
第五十四段 つれなかりける女
2025/12/29 09:12
第五十五段 え得まじうなる女
2025/12/29 09:13
第五十六段 露の宿り
2025/12/29 09:14
第五十七段 われから
2025/12/29 09:16
第五十八段 田を刈る女たち
2025/12/29 09:19
第五十九段 櫂のしづくか
2025/12/29 09:20
第六十段 花橘の香
2025/12/29 09:26
第六十一段 そめ河
2025/12/29 09:27
第六十二段 こけるから
2025/12/29 09:30
第六十三段 つくも髪
2025/12/29 09:34
第六十四段 玉すだれ
2025/12/29 09:36
第六十五段 恋せじの禊
2025/12/29 09:46
第六十六段 うみわたる舟
2025/12/29 09:49
第六十七段 花のはやし
2025/12/29 09:52
第六十八段 住吉の浜
2025/12/29 09:53
第六十九段 狩の使
2025/12/29 10:17
第七十段 みるめ刈るかた
2025/12/29 10:18
第七十一段 神の斎垣も
2025/12/29 10:22
第七十二段 大淀の松
2025/12/29 10:23
第七十三段 月のうちの桂
2025/12/29 10:25
第七十四段 かさなる山
2025/12/29 10:26
第七十五段 ましてつれなく
2025/12/29 10:28
第七十六段 神代のこと
2025/12/29 10:31
第七十七段 盛大な法事
2025/12/29 10:39
第七十八段 苔の蒔絵
2025/12/29 10:44
第七十九段 氏の中の親王
2025/12/29 10:45
(改)
第八十段 春はいくかも
2025/12/29 10:50
第八十一段 河原院の塩釜
2025/12/29 10:52
第八十二段 交野(かたの)の桜
2025/12/29 11:01
第八十三段 小野の雪
2025/12/29 11:02
第八十四段 さらぬ別れ
2025/12/29 11:03
第八十五段 雪に降り籠められたり
2025/12/29 11:05
第八十六段 いと若き男女
2025/12/29 11:07
第八十七段 つげの小櫛も
2025/12/29 11:12
第八十八段 月をもめでじ
2025/12/29 11:12
第八十九段 なき名
2025/12/29 11:13
第九十段 あな頼みがた
2025/12/29 11:16
第九十一段 春を惜しむ
2025/12/29 11:17
第九十二段 棚なし小舟
2025/12/29 11:18
第九十三段 あふなあふな思ひはすべし
2025/12/29 11:20
第九十四段 絵かく女
2025/12/29 11:25