表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョン妖精と始める異世界魔王ライフ  作者: 西園寺
階層設定

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
28/50

第二十七話 『進化した配下』

 「ご主人様! ゼキナ様が起きました!」


 セリの声が玉座の間に響く。


「やっとか」


 俺が振り返ると、そこにはゼキナが立っていた。


「マスター」


 聞き慣れた声が聞こえる。


 だが、以前とは少し違う。


 黒髪はそのままだが、瞳が深い紅色へ変わっていた。


 どこか妖艶で、美しさが増している。


 纏う魔力も明らかに強くなっている。


「おぉ……」


 俺は思わず見つめてしまった。


「ずいぶん変わったな」


「そうでしょうか?」


 ゼキナは首を傾げる。


「少なくとも前より綺麗になったぞ」


「っ……」


 ゼキナは少しだけ顔を赤くした。


「ありがとうございます、マスター」


 ミルと水魅たちは、そんな様子を見て少し微笑んでいる。


「それで、調子はどうだ?」


「とても体が軽いです」


「そうか」


 やはり進化の影響は大きいらしい。


「ところで、ステータスはどうなってるんだ?」


「はい」


 ゼキナが静かに頷く。


━━━━━━━━━━━━━━━


【新帝のダンジョン魔王の配下】


名前:ゼキナ


レベル:0


体力:9000

魔力:9000


スキル

・魔力操作

・魔力感知

・身体能力強化

・スキル合成


所持品

・剣


━━━━━━━━━━━━━━━


「……」


 俺はしばらく無言になった。


「タケシ様?」


「ゼキナ、お前めちゃくちゃ強くないか?」


「そうでしょうか?」


 本人は全く自覚がないらしい。


 体力九〇〇〇。


 魔力九〇〇〇。


 しかも新スキルまで持っている。


 さすが進化後だ。


「どうでしたか、マスター?」


「すごいよ」


「ありがとうございます」


 ゼキナは少し嬉しそうに微笑んだ。


「ところで、その新スキルのスキル合成って何なんだ?」


「名前の通りです」


 ゼキナが説明する。


「二つのスキルを融合し、新しいスキルへ進化させる能力です」


「スキルを合成?」


「はい」


 ミルも驚いていた。


「それ、かなり珍しいスキルですよ!」


「なるほどな」


 確かに強そうだ。


「今、そのスキルは使えるのか?」


「可能ですよ」


「じゃあ、俺に試してみてくれ」


 俺は少し考え、今持っているスキルの中で、相性が良さそうなのは――。


「魔力操作と魔力感知だな、この二つを合成してくれ」


「承知しました」


 ゼキナが一歩前へ出た。


「我が魔王のスキル――魔力操作と魔力感知を合成」


 次の瞬間。


 白い光が玉座の間を包み込んだ。


「うおっ!?」


 かなり眩しい。


 しばらくして光が消える。


「終わりました」


「何が変わったんだ?」


「タケシ様、ステータスを確認してください」


「ああ」


 俺は管理画面を開く。


「ステータスオープン」


━━━━━━━━━━━━━━━


【新帝のダンジョン 魔王Eランク】


名前:タケシ


レベル:0


体力:10000

魔力:10000


スキル

・鑑定A

・魔力の極み

・ファイヤーボール

・煉獄斬り

・黒葬の惨撃

・未来予知Lv10

・魔王の威圧Lv1

・身体能力強化

・超速再生


残りポイント:51990pt


所持品

・魔銃

・魔剣

・上位魔剣

・アルティアレギオン


━━━━━━━━━━━━━━━


「本当だ……」


 魔力操作と魔力感知が消えている。


 代わりに現れたのは――。


「魔力の極み」


「成功したようですね」


 ゼキナが頷いた。


「どんな効果なんだ?」


「魔力を扱う速度が大幅に上昇します」


「ほう」


「さらに、魔法使用時の消費魔力も減少します」


「強くないか?」


「かなり強いと思います」


 ミルが即答した。


「魔力系スキルの上位版ですね!」


「なるほどな」


 Eランク魔王になった途端、どんどん便利な能力が増えていく。


 これなら今後の戦闘もかなり楽になるだろう。


「そういえば――」


 俺はふと思い出した。


「セリたちのステータス、まだ見てなくないか?」


「あっ」


 ミルが目を丸くする。


「確かにそうですね」


 メリたちも顔を見合わせた。


「私たちですか?」


「そうだ」


 せっかく仲間になったんだ。


 どれくらい強いのか知っておきたい。


「見てもいいか?」


 メリが少し遠慮がちに答える。


「はい」


 俺は頷いた。


「では見せてくれ」


 メリたち五人が前へ出る。


「それでは――」


 五人が同時に魔力を放った。


 次の瞬間。


 玉座の間に青い光が広がった。


 そして、俺の目の前に5っの新たなステータス画面が現れた――。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


開始時点:51990pt


消費:0pt

獲得:0pt


魔王ランク:E


タケシ

Lv0


階層数

10階層


新スキル

・魔力の極み


ゼキナ

進化完了


新スキル

・スキル合成


━━━━━━━━━━━━━━━

第二十七話終了時点:51990pt

━━━━━━━━━━━━━━━


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ