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ダンジョン妖精と始める異世界魔王ライフ  作者: 西園寺
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第19話 「十階層完成」

「さすが我が魔王、タケシ様ですね」


「いやいや」


 ミルが目を輝かせながら言う。


 正直、少し大げさに言いすぎたかもしれない。


 だが、俺の中で目標は決まった。


 ただダンジョンを守るだけの魔王では終わらない。


 いずれ、世界の魔王になる。


「とにかく、まずは七階層を洞窟にするぞ」


「はい!」


 六階層から九階層までは洞窟系。


 十階層はボス部屋。


 そう決めた以上、七階層も六階層と同じ方向で整える必要がある。


 俺は管理画面を開いた。


「階層改変、七階層を洞窟エリアへ」


『七階層を洞窟エリアへ改変します』


『四八〇ポイント消費』


 ゴゴゴゴゴ……!!


 ダンジョン全体が低く震えた。


 モニターに映る七階層の空間が、少しずつ形を変えていく。


 何もなかった広い空間に岩壁が生まれ、天井が低くなり、暗い通路がいくつも伸びていった。


 六階層よりも、さらに複雑な洞窟になっている。


「いいな」


「六階層よりも迷いやすそうですね」


 ゼキナが静かに言った。


「ああ。冒険者を消耗させるにはちょうどいい」


「後は、どんな魔物にするかですね」


 ミルがモニターを見ながら言う。


「タケシ様、それは六階層と同じケルベロスハウンドでいいと思います」


「同じでいいのか?」


「はい。洞窟系の階層を続けるなら、魔物も同系統でそろえた方が管理しやすいです」


「なるほどな」


 六階層と七階層で同じ系統の魔物を配置すれば、冒険者側も油断するかもしれない。


 それに、ケルベロスハウンドは暗闇での戦闘に強い。


 洞窟階層には相性がいい。


「だったらそうするか」


 俺はショップ画面を開いた。


「ケルベロスハウンド百体、購入」


『ケルベロスハウンド×100を購入しました』


『一五〇ポイント消費』


 黒い魔法陣がいくつも開き、赤い目を光らせた魔犬たちが現れた。


 六階層に配置した個体より、少し小柄だが、その分動きが速そうだ。


「よし、七階層へ配置する」


「魔物転移」


 ケルベロスハウンドたちが一斉に消え、七階層の洞窟へ散っていった。


「よし、これで七階層まで終わったぞ」


「お疲れ様です、タケシ様!」


「マスター、今日はかなり動かれましたね」


「そうだな」


 レベル三十になり、魔王ランクの説明を聞き、七階層まで整えた。


 さすがに少し疲れた。


「今日はもう休みましょう」


「そうだな。腹も減ったし、今日は寿司でも食うか」


「寿司ですか!」


 ミルが嬉しそうに飛び跳ねた。


「やったー!」


「私も興味があります」


 ゼキナも小さく頷く。


「じゃあ、三人前だな」


 俺は管理画面を操作した。


『高級寿司三人前を購入しました』


『五〇ポイント消費』


 テーブルの上に、寿司の盛り合わせが現れた。


 マグロ、サーモン、エビ、イクラ。


 見た目は完全に前世の寿司だ。


「おぉ……」


「綺麗ですね」


「いただきます!」


 俺たちは寿司を食べ、その日はそのまま眠りについた。


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第十九話開始時点:8018pt


七階層洞窟改変:-480pt

残り:7538pt


ケルベロスハウンド×100購入:-150pt

残り:7388pt


高級寿司三人前購入:-50pt

残り:7338pt


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