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男船  作者: 秋山善律
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1-7

 山峯が男船を訪れた同時期、昭和xx年。日本全土を震撼させた一つのニュースがあった。

 一都四県に跨る連続殺人事件。

 全国殺人行脚……。

 容疑者は依然逃走中。

 男は訪れた先々で、刹那的な殺人を繰り返し、のりを凌いでいた。

 目的もなく、勇名もなし。

 彼の行動原理は、およそ市井の人々には理解不能であった。

 やがて男は、呼び寄せられるように、ブルー・ラグーンに流れ着いていた。

 男は考えた。

 ここで身を潜めるもよし。

 または少しばかりの逃走資金を蓄えて、何処ぞへ流れるもよし……。

 そのような人間にとって、およそ遠洋漁業といった生業は絶好の隠れ蓑と映ったであろう。

 男は、ここ、ブルー・ラグーンを訪れている。

 男はこれから尋ねるだろう。

 そこは、第七男魂丸──通称、男船として知られていた。

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