※SS 魔王城のMerryXmas! ~Xデーまであと1週間~
Xmasの準備編です。
短いです。
「クリスマスかぁ……。」
私は窓の外を見ながら、ついそう呟いてしまった。
この間は、リィズ達に「最高のクリスマスをやるのよ!」なんて、つい勢いで言っちゃったけど……。
よく考えたら私ってXmasらしいXmasって知らないんだよね。
友達がいなかった中学時代はもちろんのこと、センパイとリアルで過ごした高校時代も、Xmasって言ったら、USOでのイベントしか思い出がないや。
「はぁ……我ながら淋しい人生だったのねぇ。」
リィズたちに話したXmasの話は、全部聞いた話だったりネットでの知識で、私自身そんな事をしたことは無い。
正直、何でXmasをやろうって言いだしたのか、自分でも不思議だったりする。
「でも、言っちゃったからにはやらないといけないよねぇ。」
後で聞いた話だけど、あの時センパイもいたらしくて「Xmas、楽しみにしてるよ」ってこの間言われちゃったしね。
「まぁ、それらしい飾りつけをして、料理を作って、プレゼント交換でもすればいいよね。」
先日、Xmasはどういうものか?って聞かれたときにプレゼントの事は話してあるので、各自用意するよね?
料理はミリィとレイファが張り切って作ってくれそうだし、飾りつけをソラちゃんとエルちゃんに任せればいいかな。
あ、余興はエルちゃんとリィズのステージにしよう。
私の中で、パーティの内容がどんどん決まっていく。
なんだ、やればできるじゃん、私。
「そうと決まったら、さっそく準備に向けて動き出さないとね。」
私は決まったことを告げるために、みんなのいる所へ向かう事にする。
……でも、皆の分とは別にセンパイへのプレゼント、用意したいな。
◇
私の願いが届いたのか、どんどん準備が進められていく。
というより進み過ぎている。
私は魔王城の皆とささやかなパーティにしたかったのだけれど、何故かミランの町全体でのお祭り騒ぎになっている。
しかも、中途半端に情報が伝わったせいで、Xmas1週間前の現在、街中には仮装した人々が溢れかえってる。
何なのよぉ、これはぁぁぁぁ!
……1週間後のクリスマス、どうなっちゃうのかなぁ。
本編は、リアルに合わせてクリスマスに更新する予定です。




