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この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

魔術教師と六の精霊 ~せっかく魔術教師になったのに生徒が一人もいないので、土下座しながら「俺の生徒になってください」と頼み込もうかと悩んでいます~

作者:支持し師
俺は新任の魔術教師である。
「あはははは! それ、何の冗談! 教室に行っても生徒一人も居なかったのに!」火の精霊のフラムは笑う。
ジーーーーーーー……。「………………ゴミ教師………」水の精霊マーレは罵る。
「ロウロウ嘘は駄目なのだ♪ ノーノー捏造そそいのそーい♪ 生徒は教室に一人もいない♪ ロウロウただただフリーズしてる♪」風の精霊ハウは唄う。
「高級なお肉を食べたい。あと、もう寝ていい?」土の精霊ティエラが催促する。
「あ、主様! そんなに形のいい芸術品かと見紛うほどの肩を落とさないで下さい! 主様は魔術教師なぞやらなくても、生きていける尊きお力は持っております!」光の精霊ルミエールは心をへし折りにしてくる。
「クスクス、ロウくぅーん? いやぁ、ロウ先生かなぁ? 今のロウ先生がぁ、クーロ達と一緒にいるの見られるとぉ……、中等部の生徒を招き入れるロリコン教師みたいに思われちゃうねぇ♪ クスクス」闇の精霊オスクーロは洒落にならないからかいをしてくる。

止めてくれ。精霊たちよ。
傷口に痒み止めの薬を塗らないでくれ。

……え? なんですか学園長? 生徒がこのまま一人も集まらなかったら……解雇!?
「そこの君、強くて高難易度な魔法を放ちたいかい? 俺は基礎魔法学の教師をしているけど、一回受けてみないか? そんな初等部で習った内容だとか言わずにさ! ね! ……え、いやだ? そんなこと言わずに来てください! 俺の教師生活がかかっているんですよ! ほら、今授業を受ければ特別にスーパーレアな首無しロウさん人形プレゼントするから! 期間限定ですよ!」
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