イデアに関する議論:2018/4
■イデアのおさらい
・イデアとは?
コロンシリーズの世界における、物理的な宇宙と重なり合って存在する相。
俗に言えば死後の世界・夢の世界・精神世界・二次元(サブカル的な意味合い)等に類するもの。
万物は心を持っており、現実世界が物理的な活動の場であるとすれば、イデアは心の活動の場。ゲームのプログラムとグラフィックの関係にも例えられる。
イデアはイデア粒子と呼ばれる都合の良い粒子によって構成されており、それぞれの粒子は現実世界の物質を構成する粒子と対応している。
ジーニアスと呼ばれる異能力者は、イデアに存在するイデア粒子に干渉することで、その粒子に対応する現実の物質に影響を及ぼすことができる。(異能力、超能力)
■新たに明らかになったイデアの性質(2018年4月)
・イデア結合値
イデア結合値は、イデア粒子の結びつきの強さを示す値。
意思や精神の強さの理由であり、イデアを介した異能力による攻撃に対する防御力にもなる。
・イデア粒子密度
イデア粒子密度は、ある物質におけるイデア粒子の密度を示す値。心の豊かさでもある。
職人による芸術品は、作者の心が込められているためイデア粒子密度が高く、人の心を動かす力を持つ。対して量産品は作りての心がこもっていないためイデア粒子密度が低く、人の心を動かすようなことはない。
・生物を食べた時のイデア粒子の問題
→「鶏肉を食べた際、人間は鶏肉という物質のイデア粒子を取り込むが、鶏の心であるイデア粒子を取り込んで精神が成長するということはない。鶏の心はどこへ行くのか」という問題。
前提として、生物は死後、イデアに残るか再度生まれ変わるかを天使ケルビムによって選択させられる。この選択は人間だけでなく、あらゆる生物に例外なく与えられる。
鶏の心は、鶏が命を失った時点でイデアへ還っている。そのため、人間は鶏肉という器の部分だけを取り込んでいる。
※ちなみに鶏等の動物は本能(実在したいという心のデフォルト機能)的に再度実在することを選択すると個人的に思っているが、これは個体差があるということでいいかもしれない。
・イデア粒子の総量問題
→「イデア粒子の総量は宇宙創世から変わらず、いつかは枯渇してしまうのではないか」という問題。
イデア粒子は広大な宇宙全体に分布しており、人間等の複雑な心を持つ生物が暮らす星に集中する傾向にあるが、その量は膨大であるため枯渇することはほぼ起こり得ないと考えられる。