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黒と赤の二重奏(くろとあかのにじゅうそう) 第三部  作者: 青ちゃん
それでも君のことが好き
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11章-3(青と七の心)


 伊藤七は 青山幸村が 自分自身を

屋上まで 連れて行くのが 分かったので


「もう手を 離してもいいよ 青山くん。

 抵抗せずに 素直について行くから」


と 言った。


 そして ゆっくりと 手が

離れていったので 伊藤七は

本当に素直に 青山幸村のあとを

ついて行ったのだった。


 青山幸村の方は 伊藤七が素直に

ついて来るようになったので あとは

ゆっくりと 一緒に 静かに歩いていった。


 そこから 屋上に行くまで 二人ともに

何も話さなかった。

 そうしているうちに 屋上まで

たどり着いたのだった。



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