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4章-2(恋することに臆病になって)
青山幸村は ゴールデンウィーク中に
ひと作 これはいい出来だという
歌詞を作っていた。
その作品の題名を 「月光」 と
名付けていた。
その詞を あとは伊藤七が 気に入って
くれるか どうかだと思っていた。
その 「月光」 という 作品を作っている
時の 青山幸村の気持ちは 伊藤七さんは
いい人だし とても可愛くて あまりにも
まぶしい存在だったから 本当だったら
もう 好きになっていたかもしれない。
でも 今もこの先も 当分 誰も好きに
なんて なりたくない 好きになっても
深く 傷付くのは 自分自身だから
本当に もう人を好きになるのは
イヤなんだと いう思いに
かられていたのだった。
青山幸村は 山井もみじと いう人と
付き合ったが 結局は振られ 傷心な気持ちで
いたから こんな思いに かられるのは
もうたくさんだと いう気持ちで
いっぱいだった。
だから 伊藤七さんとは どんなに
意気投合しても いい友達でいたいと
なんとか 好きになることを
思いとどまっていたのだった。
そういう 苦しい思いをしながら
歌詞を 作ったのだった。




