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ダンジョン村は今日もにぎやか  作者: わたあめ☆
35/43

18

結婚、、、しちゃいましょ。

僕は18歳になった。


レシアは、19歳だそうだ。


年上だったんだね。


そう彼女の髪を撫でると、照れたように笑う彼女は、とてもきれいだ。


今日、僕達は、結婚する。



あれから、ダンジョンで暮らしながら、僕は、彼女への想いを募らせていった。


ご飯を食べ過ぎて喉に詰まらせるところも、何も無いところで転ぶところも、畑にまく種をうっかり食べてしまうところも、全てかわいくて、抱きしめたくなる。


でも、彼女は聖女だ。

僕なんかが、彼女といられる訳がない。


そう思って、いつか彼女が帰る時には、笑って送り出そうと心に決めていた。


なのに、彼女は、いつまでも帰らなかった。

1年たっても、2年経っても、変わらずダンジョンにいた。

僕は、自分の気持ちを抑えることが難しくなってきていた。


ある日、2人で外の畑に来ていた時、意を決して聞いてみた。


「レシアは、、、その、、、帰らなくて大丈夫?」


僕の問いかけに、レシアは目を見開いて、それからその瞳が揺れた。


「私、、、帰ったほうがいい?」


悲しそうなレシアを見て、僕はいてもたってもいられず、思いつくままにまくし立てた。


「そんなことないよ!!!僕はずっとレシアにいて欲しい。君と一緒にこのままいられたらと毎日思ってる。でも、君の家族はきっと心配してるだろう。だから、、、」


「国に家族なんていないわ」


レシアは、僕の話を遮って言った。


「私、捨て子だったの。教会に捨てられて、そこで育てられた。運良く聖女の才能があって、聖女に祭り上げられただけ。親もいないし、兄弟もいないわ」


そして、じっと僕を見つめる。


「私が、どうしてここにずっといるか、分かる?」


レシアの瞳が美しくて、目が離せない。


「え?あっ、、、えっと、、、どうして?」


レシアが、そっぽを向いてしまう。


「あなたは、私の事なんて、なんとも思ってないのね」


レシアの声が震えている。


気が付いたら、レシアを抱き締めていた。


「僕はレシアが好きだ。君が聖女で、僕と生きる世界が違うことは分かってる。でも、どうしようもなく好きなんだ」


そうして、振り返ったレシアに、口付けをしていた。

とりあえず

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