18
結婚、、、しちゃいましょ。
僕は18歳になった。
レシアは、19歳だそうだ。
年上だったんだね。
そう彼女の髪を撫でると、照れたように笑う彼女は、とてもきれいだ。
今日、僕達は、結婚する。
あれから、ダンジョンで暮らしながら、僕は、彼女への想いを募らせていった。
ご飯を食べ過ぎて喉に詰まらせるところも、何も無いところで転ぶところも、畑にまく種をうっかり食べてしまうところも、全てかわいくて、抱きしめたくなる。
でも、彼女は聖女だ。
僕なんかが、彼女といられる訳がない。
そう思って、いつか彼女が帰る時には、笑って送り出そうと心に決めていた。
なのに、彼女は、いつまでも帰らなかった。
1年たっても、2年経っても、変わらずダンジョンにいた。
僕は、自分の気持ちを抑えることが難しくなってきていた。
ある日、2人で外の畑に来ていた時、意を決して聞いてみた。
「レシアは、、、その、、、帰らなくて大丈夫?」
僕の問いかけに、レシアは目を見開いて、それからその瞳が揺れた。
「私、、、帰ったほうがいい?」
悲しそうなレシアを見て、僕はいてもたってもいられず、思いつくままにまくし立てた。
「そんなことないよ!!!僕はずっとレシアにいて欲しい。君と一緒にこのままいられたらと毎日思ってる。でも、君の家族はきっと心配してるだろう。だから、、、」
「国に家族なんていないわ」
レシアは、僕の話を遮って言った。
「私、捨て子だったの。教会に捨てられて、そこで育てられた。運良く聖女の才能があって、聖女に祭り上げられただけ。親もいないし、兄弟もいないわ」
そして、じっと僕を見つめる。
「私が、どうしてここにずっといるか、分かる?」
レシアの瞳が美しくて、目が離せない。
「え?あっ、、、えっと、、、どうして?」
レシアが、そっぽを向いてしまう。
「あなたは、私の事なんて、なんとも思ってないのね」
レシアの声が震えている。
気が付いたら、レシアを抱き締めていた。
「僕はレシアが好きだ。君が聖女で、僕と生きる世界が違うことは分かってる。でも、どうしようもなく好きなんだ」
そうして、振り返ったレシアに、口付けをしていた。
とりあえず




