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邪魔もの
善悪って、立場によって変わりますよね。
「おい!こっちだ!!!」
ダンジョン村の裏口から、人間の声がした。
あまりに驚いて、ちょっと止まってしまったけど。
私、ピイは、急いで下の階に繋がる縄を思い切り揺らした。
ガランガランガラン!!!
同じ階にのみんなは、私のイタズラかと、キョトンとしている。
その間にも、足音と声が大きくなってくる。
「人間だ!!!みんな!人間が裏口から入ってくるよ!」
私の切迫した雰囲気から、本当だと分かったのか、みんな、急いで昔の定位置に着こうとする。
が、もう何年ぶりかの事態に、みんなてんやわんや。
そもそも、定位置だったところに物置小屋を建てていたり、畑になっていたりで、定位置が無くなってることもあって。
「とりあえず、それっぽく立ってれば大丈夫!怪我しないように!」
私がそう声をかけて回った。
その間に、やはり人間たちは、到着していた。
久しぶりに見る勇者御一行は、なんというか、邪悪な雰囲気だった。
勇者をこんなに悪者にしてしまって、私、、、




