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第9章 【アルケン5】

 アルケン5は、死を待つ都市には見えなかった。


 もう空に守ってもらえなくても、生き延びようとする都市に見えた。


 有機生命体同盟の輸送船から、ファフィニョは街を見た。


 光るプラットフォームのあいだに、エネルギー塔がそびえている。


 空の航路は船で混み合い、宙に浮かぶ市場は門を閉ざしていた。


 巨大な避難案内の画面は、いくつもの異星の言語で指示を繰り返していた。


 下では、何百万もの灯が、まだともっていた。


 あまりにも多かった。


「灯が、多すぎる」と、ファフィニョがつぶやいた。


 ナイラは彼の隣に立ち、同じ窓から外を見ていた。


「あれは、みんなの家だよ」


 ファフィニョは、つばを飲み込んだ。


「だから、怖いんだ」


 船が揺れた。


 ファフィニョは座席の端をつかんだ。


 その姿の威厳は、二秒も続かなかった。


 ケイルが、船室の反対側から彼を見ていた。


「また吐くのか?」


「吐かない」と、ファフィニョは大まじめに言った。


「僕は、自分の運命を支配してるんだ」


 もう一度衝撃が走り、輸送船が傾いた。


 ファフィニョは目を閉じた。


「僕の運命は、座りたがってる」


 ナイラが、くすりと笑った。


 航法パネルのそばに立つアクスが、首を回した。


「あなたの胃腸の安定性は、前回の飛行から12%改善しています」


「ありがとう、アクス」と、ファフィニョが言った。


「おなかの報告で希望をもらうなんて、思わなかったよ」


「消化器系の数値を根拠に希望を持つことは、推奨されません」


「それでも、もらっておくよ」


 ハッチの近くに座るレイズは笑わなかったが、表情が少し和らいだ。


「避難路に吐かなきゃいい」


「もし吐くなら、敵を狙うって約束する」


 ブラックが低く笑った。


「不愉快だが、印象には残る戦術だな」


 一瞬、輸送船の重苦しさが薄れたように感じられた。


 ほんの一瞬だけ。


 すぐにまた、アルケン5が窓いっぱいに広がった。


 船は、街の端にある軍用の着陸プラットフォームに着陸した。


 ヴェイルが、同盟の士官たちと待っていた。


 彼女は疲れているようには見えなかった。


 何時間も休まず命令を出し続けていることは、誰もが知っていたのに。


「優先事項は、民間人の避難、備蓄エネルギーの保護、誠に空の航路の維持です」と、彼女は挨拶もせずに言った。


 レイズが最初に降りた。


「無理な優先事項が、三つも同時かよ」


 ヴェイルが彼を見た。


「ようこそ、惑星防衛の現場へ」


 ホライズン基地にいるセイルの声が、チームの通信機から聞こえた。


「帝国の妨害装置は、まだ作動していません。短い猶予があります」


 ケイルは、ベルトの工具を締め直した。


「なら、その短さを話してる暇も惜しもうぜ」


 ファフィニョが彼を見た。


 冗談を待った。


 数字を。


 分類を。


ケイルは、それ以上何も言わなかった。


 ナイラも気づいた。


 最初に口にしたのは、レイズだった。


「レベルは、なしなのか?」


 ケイルは街へ目を落とした。


「アルケン5には、つけない」


 誰も答えなかった。


 ヴェイルが、アクスのほうを指した。


「アクス。あなたのシステムで、最大の優位を得られる経路が必要です」


 アクスは、動きを止めた。


「訂正。私は、あなたの指揮系統に属していません」


 ヴェイルは、彼の視線を受け止めた。


「では、依頼として受け取ってください」


 ファフィニョが目を見開いた。


「ヴェイルが『お願い』を言うなら、今のが限界なんじゃないかな」


「都合よく解釈しすぎないように」と、ヴェイルが言った。


 アクスはファフィニョを見て、それからヴェイルを見た。


「依頼を受諾します」


 アルケン5の奥へ進みながら、アクスは空中に経路を投影した。


 いくつかの経路では、帝国の先遣部隊が現れそうな地区で、彼自身が先頭に立っていた。


 レイズが、そのうちの一つに気づいた。


「その経路じゃ、おまえが妨害装置の前に立つことになる」


「そのとおりです」と、アクスが答えた。


「帝国の機体は、私を直接の攻撃対象に分類しません」


「だからって、壊れないわけじゃねえだろ」


 アクスが答えるまでに、一秒かかった。


「予想外の指摘です」


 レイズは目をそらした。


「慣れろ。もう仲間を失いたくねえんだ」


 その言葉が、二人のあいだに残った。


仲間。


 アクスは繰り返さなかったが、青い目が一度だけ、ちらついた。


 ケイルが、疲れた笑みを浮かべて近づいた。


「それに、おまえが壊されたら、誰が痛いほど正確な言葉で俺たちを訂正するんだ?」


「訂正を行える候補は、複数存在します」


 ファフィニョは首を振った。


「君ほど、いらいらさせる相手はいないよ」


「記録。社会的価値が、不快感の強さに結びついています」


 ナイラがほほえんだ。


「今のは褒め言葉だよ、アクス」


「再評価します」


 街は、騒音と恐怖と、慌ただしい動きで彼らを迎えた。


 アルケン5は、ただ大きいだけではなかった。


 生きていた。


 高架の通りでは、商人たちが店を閉めながら、光る果物をもう一袋だけ売ろうとしていた。


 下では、家族たちが箱や毛布、工具、大切に包んだ小さな品々を運んでいた。


 輸送船に乗るのを拒む老人もいた。


 さまざまな種族の子どもたちは、同盟の船を見つめていた。


 怪物なのか、救いなのか、まだ決めかねているかのように。


 誰かが、壁いっぱいに言葉を書いていた。


ここで、私たちはやり直した。


 ファフィニョは、黙ってそれを読んだ。


 ナイラが、彼の隣で足を止めた。


「街じゅうに、ああいう印があるんだ」


「避難民が書いたの?」


「生き延びた人たちが」と、彼女は言った。


「どの印にも、その人の言葉がある。ここにいた。ここまでたどり着いた、って」


 ファフィニョは、自分の人生のかけらを腕に抱え、走っていく人々であふれた通りを見た。


「じゃあ、もう一つ書けるようにしなくちゃ」


 ナイラが彼をちらりと見た。


「今のは、ちゃんといい台詞だったね」


 ファフィニョは、英雄らしいことを言ったつもりで、マントを整えた。


「僕は今、立派な自分になる途中なんだ」


 まさにそのとき、頭上で避難警報が鳴った。


「警告。構造が不安定です。仮設の支えに頼らないでください」


 ナイラが片方の眉を上げた。


「街も、今の台詞に言いたいことがあるみたい」


「街は、僕を不当に評価してるよ」


 ファフィニョは、近くの手すりに優雅にもたれかかろうとした。


 手すりは避難路を空けるため、自動で折りたたまれた。


 彼は、バランスを崩しかけた。


 倒れる前に、ナイラが彼の腕をつかんだ。


「立派な自分は、まだ建設中だね」


 ファフィニョは、ぴたりと動きを止めた。


 彼女がまだ腕をつかんでいることを、急に意識しすぎてしまった。


「お願い。誰にも言わないで」


「今日をどこまで生き延びるか、次第かな」


「公平で、ものすごく怖い条件だね」


 警報が、同じ警告を繰り返した。


 ナイラは、ほほえんだまま彼を放した。


 脇道からブラックが呼びかけ、そのひとときは終わった。


「ファフィニョ。こっちへ来い」


 年老いた異星人が、小さな作業場を離れるのを拒んでいた。


 中は、部品や金属繊維の布、つり下げられたランプでいっぱいだった。


 二人の兵士が、避難するよう説得していた。


「壊れた工具三つと、借り物の壁で、この場所を作ったんだ」と、老人は言った。


「機械どもがこっちを向いたくらいで、出ていけるか」


 ブラックは、落ち着いた足取りで近づいた。


「生きていれば、また作業場を作れる」


 老人は、疲れた目で彼を見た。


「もう、うんざりするほど、一から作り直してきたんだ」


 ブラックは、すぐには答えなかった。


 やがて棚から小さな箱を取り、老人に渡した。


「なら、また作らねばならん理由を、思い出させてくれるものを持っていけ」


 老人は箱を抱きしめた。


「もし、戻ってこられなかったら?」


 ブラックは、老人の肩に手を置いた。


「それでも、少なくとも思い出は残る」


 ファフィニョは、黙って見ていた。


 老人が避難路へ案内されると、ブラックはファフィニョと並び、高架の通りを歩いた。


 両側では、家族たちが走っていた。


袋や工具、大切には見えないほど小さな品々を抱えて。


 だが、ファフィニョはわかり始めていた。


ただの物ではない。


人生のかけらなのだ Lights。


 子どもが、自分より大きな旅行かばんを持ち上げようとしていた。


 ブラックは片手で拾い上げ、肩に担いだ。


「若い者はいつも、自分に持てる以上のものを背負わねばならんと思う」と、彼は言った。


 ファフィニョが彼を見た。


「その子の話? それとも、僕の話?」


 ブラックが低く笑った。


「そうだ」


 ファフィニョは、冗談で返そうとしたが、できなかった。


 ブラックには、そうさせない何かがあった。


危険が迫れば、前を歩こと。


無理な勝利は、決して約束しないこと。


 ファフィニョに命令が必要なときも、沈黙が必要なときも、いつもわかっているように見えること。


 一瞬、ファフィニョは不思議な悲しみを感じた。


 失ったものへの悲しみではなかった。


 本当の意味では、一度も得たことのないものへの悲しみだった。


いつも強くあれとは求めず、隣を歩いてくれる人。


 『武器を下ろせ』と言いながら、ちっぽけな気持ちにはさせず、守られていると感じさせてくれる人。


 ブラックが、彼の視線に気づいた。


「どうした?」


 ファフィニョは、つばを飲み込んだ。


「ううん。ただ……ときどき、そういうことするよね」


「何をだ?」


「僕がこれからする失敗、その結末を全部見てきたみたいに話すから」


 ブラックは、胸が痛くなるほど静かな眼差しで、彼を見た。


「結末を見たわけじゃない、坊主。失敗なら、十分見てきた。だからわかる。どんな失敗も、一人で背負うものではない」


 ファフィニョは目を落とした。


「そんなふうに言ってくれる人は、今までいなかった」


 ブラックは、すぐには答えなかった。


やがて大きな手を、ファフィニョの肩に置いた。


「なら、今、聞いておけ」


 ファフィニョは、胸が締めつけられるのを感じた。


 何と言えばいいのか、わからなかった。


だから、ただうなずいた。


 ブラックは手を離し、避難民であふれる通りを指した。


「行くぞ。次の一歩を踏み出さねばならん人が、まだ大勢いる」


 ファフィニョは、彼についていった。


 警報が街を震わせていても、一瞬、兵士の後ろを歩いているとは感じなかった。


自分の人生の空白を、断りもなく埋めてくれた誰かの後ろを歩いている気がした。


 少し先で、レイズが倒れたテーブルの下に隠れる子どもを見つけた。


 男の子は、壊れたランプを胸に抱えていた。


「兄ちゃん、戻ってくるって言ったんだ」と、彼はささやいた。


 レイズの体がこわばった。


 ファフィニョは、彼が歯を食いしばるのを見た。


「レイズ?」


「俺も、昔、そう言った」と、レイズがつぶやいた。


 それ以上、説明しなかった。


 彼はしゃがみ、ランプを受け取ってから、子どもに返した。


「戻ってきたら、生きてるおまえに会いたいはずだ」


 子どもはうなずき、レイズに連れられて避難する人々のほうへ向かった。


 別の地区で、ケイルは動かなくなったハッチに取りかかっていた。


そばでは、若い異星人が、小さな家庭用ドローンの横で泣いていた。


 ドローンは、停止していた。


「母のものだったんです」と、彼女は言った。


「戦えないけど、それでも、歌ってくれるんです」


 ケイルはドローンを見た。


「役に立たないものが、避難するときにはいちばん大事なんだ」


 セイルの声が、通信機から聞こえた。


「今のは……まじめに聞こえました」


「忙しいんだ」と、ケイルは二本の配線をつなぎながら言った。


「台なしにするなよ」


 ドローンがかすかに光り、途切れ途切れの曲を奏でた。


 若い異星人は、ケイルに世界をまるごと返してもらったかのように、それを抱きしめた。


 そのとき、最初の通信妨害が街を襲った。


画面がちらついた。


 空の航路の表示が、色を変えた。


 アクスが顔を上げた。


「帝国部隊の侵入を検知。これは本攻勢ではありません」


「それで、安心しろってこと?」と、ファフィニョが尋ねた。


「いいえ」


「悪い知らせを飾るのは、やめてくれたんだね。ありがたいよ」


 いくつもの通りの端に、先遣の機械たちが現れた。


 混乱した群れではなかった。


閉ざすべき扉を、すでに知っているシステムだった。


 避難路を断ち、出入り口をふさいだ。


 無人の建物へ一斉に射撃し、人々を狙った区域へ追い込んでいった。


 まず破壊しようとしているのではなかった。


誰を逃がすか、決めようとしていた。


 アクスは、中央の経路へ向かった。


「帝国の機体は、私を攻撃対象に分類しません。進軍パターンを妨害できます」


ファフィニョが、彼の前に出た。


「一人では行かせないよ」


「私が単独で行くほうが、効率は上がります」


 ブラックが、サーカイを地面に突き立てた。


「そして、そばにいる仲間はゼロになる。悪い戦術だ」


 ケイルが工具を上げた。


「それに、誰も見てないところで英雄ぶったら、あとで想像するしかないだろ。そりゃ気まずいぜ」


 レイズが、左側に位置を取った。


「こっちは俺が守る」


 ナイラが、出口のそばへ移動した。


「私が民間人を誘導する」


 アクスは、一人ひとりを見た。


「この機体を守ることは、戦術上、必要ありません」


 ファフィニョは首を振った。


「必要なものが、全部戦術に関係するわけじゃないよ」


 アクスは黙った。


「発言を記録。解釈は保留中」


 チームが動いた。


 アクスは避難路の前に立ち、帝国の機械たちに再計算を強いた。


その隙に、数十人の民間人が格納庫へ渡った。


 ファフィニョとレイズが両側を守った。


 ナイラは、煙と消えかける灯の中で迷った人々を導いた。


 ケイルは、腕前と操作盤への脅しを駆使して、ハッチを開いたままにした。


「ケイル。第五地区のシステムが応答しません」と、セイルが言った。


「部分的でいい。アクセスをくれ」


「帝国の通信妨害で、遮断されています」


「なら、壊してもヴェイルに怒鳴られないものをくれ」


 ヴェイルの声が、通信回線に入った。


「怒鳴るのは、あとにします」


「よし。やる気を獲得」


 アクスは、想定よりも先へ進んだ。


 彼の両側で、帝国の障壁が二つ作動した。


 彼を直接攻撃はしなかった。


 足元の床を封鎖し、退路をふさいだ。


「状況。移動能力低下。間接的脅威を検知」


 ファフィニョは、その通信を聞いた。


「間接的脅威って、危険ってこと?」


「はい」


「じゃあ、次は危険って言って」


 レイズが、光の連射で道を開いた。


 ブラックは倒れた構造物を支え、ファフィニョを通した。


ケイルは操作盤から、障壁を強制解除した。


 ナイラは、垂れ下がるケーブルのあいだに経路を見つけた。


「アクス。私の声についてきて」と、彼女は言った。


「あなたの声は、認証済みの航法ビーコンではありません」


「今日は、そうだよ」


 アクスは従った。


 床が完全に封鎖される寸前に、脱出した。


 仲間たちのもとへ戻ると、彼は立ち止まった。


「主要目標ではない機体の回収に、資源を費やしました」


 レイズは、いらだった顔で彼を見た。


「俺たちは、おまえを救った。回収したんじゃねえ」


 ケイルが、彼の金属の胸を指した。


「それに、おまえは『機体』じゃない」


 ファフィニョが、一歩近づいた。


「君は、アクスだ」


 ナイラが、さらに優しい声で付け加えた。


「それだけで、私たちにはもう、意味があるんだよ」


 アクスは、すぐには答えなかった。


 彼の青い目が、チームを順を見た。


「絆のパラメータを更新しました」


 ブラックが、ごくかすかにほほえんだ。


「学んでいるな」


 小さな勝利だったが、確かな勝利だった。


 一つの地区全体が、無事に避難を終えた。


空の航路が一つ、開いたまま残った。


 ケイルは門を動かし続けた。


 レイズは怒りに引きずられなかった。


 ナイラは、人混みの中で迷った者たちを見つけた。


 アクスは民間人を救い、チームに救われた。


 ファフィニョは、大通りの端で、帝国の妨害装置が作動し始めるのを見た。


壊せば、もっと広い経路を開けるかもしれなかった。


 そのとき、悲鳴が聞こえた。


 何人もの民間人の上に、構造物が崩れ落ちていた。


レイズは妨害装置を見た。


「あれを壊せば、道が開くぞ!」


 ファフィニョは、閉じ込められた民間人たちを見た。


 それから、ブラックを見た。


ブラックが何か言う必要はなかった。


「ナイラ、レイズを援護して。アクスはケイルと行って。僕は、あの人たちのところへ行く」


「妨害装置はどうする!」と、レイズが重ねて叫んだ。


 ファフィニョは、閉じ込められた民間人へ走った。


「生きてる人が、先だ」


 ブラックが、彼のあとに続いた。


「いい一歩だ」


 二人で、金属のがれきを持ち上げた。


ファフィニョは、けがをした生き物を助け出した。


 次に子どもを、それから、ほとんど歩けない、水晶の肌を持つ年老いた女性を。


 最後の民間人が安全な場所にたどり着くと、街の灯がちらついた。


遠くで、エネルギー塔が一つ消えた。


 次に、もう一つ。


 そして、また一つ。


 セイルの緊張した声が、通信機から聞こえた。


「下層の備蓄施設からの給電を、遮断しています」


 ホライズン基地から接続しているミルが、付け加えた。


「配電の中枢に到達されたら、アルケン5全体が閉じ込められます」


 アクスは地図を見た。


「第一波は、主攻撃ではありませんでした」


 ファフィニョは、街が地区ごとに暗くなっていくのを見た。


消せるはずがないと思えた街が、光を失い始めていた。


「じゃあ、まだ始まったばかりなんだね」と、彼は言った。


 ブラックは、煙で覆われた地平線を見た。


「いや。俺たちが来る前に、始まっていた」


 頭上、レプ・オルジオンの雲の切れ間に、ノード・ゼロの方角から新たな灯が降りてきた。


アルケン5が、残されたすべての灯で抵抗する中、帝国ネットワークは、一つずつ灯を消し始めた。

第9章をお読みいただき、ありがとうございました!


大都市アルケン5になだれ込む帝国の先遣部隊。民間人の避難を最優先し、それぞれの過去の傷を抱えながら命を救うために奔走するレジスタンスたちの姿に胸が締めつけられます。アクス(アクセル)が自らをただの「機体」ではなく「アクス」という一人の仲間として受け入れる、チームの絆が深まる歴史的なエピソードとなりました。しかし、これすらも主攻撃ではなく、街の灯が一つずつ消えていく絶望の夜が幕を開けます……!


もし、この緊迫した市街戦や、ファフィニョとブラックの擬似親子のような温かい絆を気に入っていただけましたら、ブックマーク登録や下の【評価】(★)で応援していただけると非常に励みになります!


次なる怒濤の防衛戦の行方も、どうぞお楽しみに!

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