用意
和也side
チリンチリン
首に付けられた鈴付きチョーカー。
「ニャンって!ニャンって言って!」
と手を合わせて全力でリエ達にお願いする朝比奈先生。
二人は顔を見合わせ凄く凄く悩んだ結果…
「「ニャッニャン!」」
「「やばいめちゃ可愛い…」」
と言った。
しかも悠とハモって…
「和也どうしよう。直視できない」
「俺も思った。でもさ「超可愛いんだよな…///」」
と俺達。
二人とも顔を赤らめ、朝比奈先生の言われるがままにされていた。
その次には猫耳も付けられた。このままじゃ猫耳喫茶になってしまう。
「朝比奈先生。その辺にしましょう主旨が少しずつずれていってます」
「えーなんでー」
こっちが聞きたいです。何故そんなに主旨がずれていくのか。
「二人とも鈴と猫耳取りな」
「でも朝比奈先生が」
「いいから、そこは俺に任せろ」
「うん。リエ外そ」
「うん」
「猫耳〜」
「朝比奈先生、今回はメイド&執事喫茶です猫耳は関係ないです。」
「なら猫耳喫茶にしましょっ!」
「ダメです変更はもう出来ません」
「猫耳〜!!!」
それから俺の説教が始まった。
先生に説教なんて初めてだ。もうこれっきりにして欲しいね。
******
ひなたside
はっずかしかったー!
でもなんとか和也のおかげで回避っと
「恥ずかしかったね。リエ」
「うん///でもあのメイド服露出度高いけど可愛い」
「そだね。てかあたし達って接客だけでいいのかな」
「料理は男子が作るって言ってたけど…」
「そうだったね。」
執事服着るのって運動部員だっけ?でも真心達も着るとか言ってたな確か…。
うちのクラスの運動部員って航平に剛に悠に和也かな?
なんか人気があるんだよね。
他校の女子からね。
それに噂によればあたしとリエも人気だとか…それはないなうん。
それから毎日文化祭の用意と
飾り付けと接客の練習
「ほら!ハッキリと!」
「「おかえりなさいませ!ご主人様ニャン!」」
「朝比奈先生?」
とめちゃ怖い笑みを浮かべて先生に話しかけてる。
「あははー優木君どうしたのかなー」
「余計な接客の仕方を教えないでくださいね?」
和也の黒い笑みが発動される。
「はーい。真剣に教えまーす」
「次やったら…分かってますよね?」
「…はい」
和也が先生を圧倒している。それだけ和也が怖いということ、多分私のクラスの中で一番怒ったら怖いんじゃないかな?
「ひなた、リエ」
「なに和也」
「俺が教える。朝比奈先生だったら何を教えるか分からないからな」
「優木君ひっどーい」
朝比奈先生本当にキャラ崩壊が激しいな…。
「さっやるよ!」
それから和也のスパルタ教育もう疲れた。
教室の飾りつけも少しずつ完成していき…
明日文化祭っ!
「動きにくいな…執事服…」
と屈伸したり少し伸びをする悠。
「仕方ないよ悠。私だってはっ恥ずかしいんだから//」
「そっそうだな//」
「はいはいご馳走。いーなー俺も青春して~でも…「こうへーいあれとってー」へーへー」
何よ。飾りつけの道具を取ってって言っただけなのに…別にいいじゃん。
でもアイツ最近ボーっとすることあるんだよね。
なんでだろ今度聞いてみようかな?
でもどうしてそんな暗そうな顔をするの?
「ほらー準備するぞー」
和也の掛け声とともに文化祭に向けての準備のラストスパートが始まった。
「ちょっと待って、それはあっちこれはここ、各自落ち着いて用意をしようまだ時間がある。ゆっくり進めよう」
「和也すげぇ」
「だよな」
「和也は昔からああだから、人を上手く配置したり指示を出すのが上手なの。私もよくそれで助けられたの、「ひなたはそっちじゃないこっちの方がいい」そういって私の担当してた配置を昔小学校の時の出し物の時そう言ってくれた。上手く言えないけど和也には感謝してる。」
そう感謝してる。
いつかこの恩を返せる日が来たらいいな。




