ちゃんと笑えてたかな?
リエside
それから私は部屋に戻りベッドに入った。何でか分からないけれど目を瞑ればすぐ眠りにつけたそれにどうしてか分からないけれどすごく安心もした。
「ありがとう」
ジリリリリリリリリ
ジリリリリリリリリ
ひなたside
「うるさぁい!!」
が私の朝の第一声。
携帯のアラームを止めた。
「う…最悪な起きかただ…」
「日野さんおはよう!」
「おはよう…」
私はまだ眠い…顔を洗えば何とかなると思うんだけど…でも…
今最高潮に機嫌が悪いんだけど…
和也なら察してくれるかなぁ??
「顔洗ってくるね」
「うん。」
「後先に食堂に行ってて」
「分かった」
そうじゃないと機嫌が悪くてなんか言っちゃいそうだから。当たりたくないけど
「っはよー」
相変わらずだるそうな航平なんか…ムカつく。
「…おはよ」
「どうしたんだ?」
「…別に」
「じゃあ食堂で…」
と軽く手を振りながら食堂へ先に向かっていった。
そして次に会ったのは悠と和也。
「おはよ悠、和也」
「おはよ」
「おはよう…悠先に食堂に行っててくれないか?」
「? 分かった」
と悠も先に食堂に向かった。
「嫌な起きかたでもしたか?」
「目覚まし時計がうるさくて…」
「いつものことだろ?」
と言われた。確かにいつものことだ。だけどやたら今日の起き方は機嫌が悪くなってしまった。
恐らく合宿で体が疲れていてまだ寝たいのに目覚まし時計に強引に起された形になり機嫌が悪くなったのであろう。
「とりあえず顔を洗っておいで。待ってるから」
「うん」
和也は機嫌が悪くなってしまったときに私の対処法をよく知っている。
自分でコントロールしようとしても出来ない。だからこういう時和也が居てくれると凄く助かる。
ほんと、いつまでも和也に頼ってられない。
だって、和也に好きな人とか出来たら…私邪魔になっちゃうでしょ?
和也が私の傍にいたら彼女さんがヤキモチ焼いちゃう。
胸の中のモヤモヤを抱えつつ顔を洗って和也のところに向かう。
「食堂に行こっか」
「うん!」
今、私ちゃんと笑えてたかな?




