バスと夢の中の私
ひなたside
そして…
家に帰ってから色々用意をした。
そして終業式迎えた。
「明日から夏休みです。夏休みだからといってはめを外しすぎないいようにすること」
とまあ色々先生の話があってから私達は家に帰った。
もうすぐ合宿か…山田先生にしごかれる…
「どうしたひなた」
「え、あ…あのね。合宿で山田先生にしごかれるなぁって」
「そうだな明後日からだもんな。」
「うん。明日は合宿に向けて体を休めるためにクラブは休みだし、何しようかなー」と大きく伸びをした。
本当に何しようか。いざとなると何をするかどうか出てこない。
「もーいいや!明日はゆっくりしよう!」
合宿前日は家でゴロゴロした。
そして迎えた合宿…
「ひなた、ひなた」
「ん…」
何故か和也が私の目の前に…あれ?おかしいな昨日ちゃんと家の鍵閉めたのに…
「ひなた起きろ」
「ん…」
「合宿置いてくぞー」
「だめー」
「起きろ」
「んー」
まだ眠いけれど渋々(しぶしぶ)起きる。
目はパッチリしないし、頭回らないし…
「髪ぼっさぼさ…」と和也は笑った。
「な…みっ見ないで!」
「もう見ちゃった。」
「分かった!分かったらから!起きるから!後、着替えるから出ってー!!」
「和也お待たせ」
「はい。朝ご飯すぐ食べてすぐ行かないと、たったたったと順序良く用意して」
「分かってる。頂きまーす」
和也の作ってくれたフレンチトーストを頬張る。
おいしい…やっぱり和也のフレンチトーストはいい。
********
「ほらー行くぞー」
「今行くー」
集合場所は学校まだ集合時間には余裕がある。悠達もそろそろ家を出てるかな?
リエは…先輩と行っているのかな…?
集合場所
「おはよう」と航平があいさつ
「おはよう。悠とリエは?「ここに居るよ俺は」あっおはよ」
「おはよ。リエなら山田先生と話してた」
「そっか」
「全員集合!バスに乗り込むぞ、バスの中ではうるさくしないように席順は決めたように座ってくれ」
「「はい!」」
バスは三台山田先生は三号車その他付き添いの先生もそれぞれの号車に乗る。
私と和也の座る席は左列の前から四番目二号車で隣り。私が窓側
悠とリエと航平と剛は一号車席順は知らないけどリエが悠の隣りなのは知っている。
三号車には先輩。
私達は別れて座っていき、全員が座り終えるとバスが合宿先に向かって出発をした。
バスに座って少ししてから眠気が…
「ひなた?」
「んー?」
「眠いの?」
「眠くないもん」
(こりゃ眠いな)
「寝ていいぞ」
「ん…」
(といったやさきにもう寝たな。整った寝息が聞こえる。)
一号車
悠side
「眠いな…」と後ろの座席から航平の声。
「寝ればいいだろ」
「そうしようかな?じゃあ寝るわおやすみー」
ということは俺だけか寝てないのは、隣に座っているリエはついさっき寝て航平はもう夢の中。
アイツいっつも寝るの早いんだよな。
俺も寝たいんだけど何故か寝れない…目だけでも瞑っとくか
夢の中
リエside
ん…ここはどこ?
公園…この夢前にも見たことがあるような…
とても立派で大きな桜の木の前に身長的に多分小学五六年くらいの男の子と女の子が笑いあっている。
あの男の子の後ろ姿どこかで見たことある。
凄く身近で優しくてとても頼もしくて守ってくれる人…
シンじゃない…それは分かる。
じゃあ誰?
隣の女の子は?
あれ?でも覚えてる…多分あの女の子は私。頭の中に霧のようなものがかかっていて思い出せない…。
あの子達に話しかけようとしたいけれど口が開かない。
どうして?
何か二人で話してる口パクで少しだけ読み取れた。
“もう少しで卒業だね”
ってことは六年生?
“そうだな”
卒業の話かな?
“桜…綺麗だね”
“そうだな”
“あのね。ーー”
“何?”
今何て言ったんだろ最後の言葉が読み取れなかった。
誰のこと呼んだんだろ…
「あのね。私にどんなことがあってもずっと一緒に居てね。約束だよ。ーー」
この言葉だけハッキリ聞こえた。
誰かの名前…大切な誰かの…
「おい…起きろ。着いたぞって…何で泣いてんだ!?」
「あれ…?何で私泣いて…」
「こっちが聞きたい!とりあえず泣くな分かったか?」
「う、うん」




