雰囲気
シンside
「リエ」
「…なぁに」
「やっぱり怖い?」
「うん」
顔下へ向ける。
「周りが怖くてどうしよって話しかけられると怖くなってビクッ震えて
それでみんな私のこと知ってるのに私だけ…」
「大丈夫。じゃあ行こう」と歩きだした。
山田先生は車を取りに行った。
「病院の前で待っていてくれ」と言われた。
さっきから佐々木はボクの右腕に絡みついている。
やはり周りが怖いのだろう。
「怖い?」
「うん…怖い」
「大丈夫、大丈夫だから」
と撫でる。
「すまない待たせた乗ってくれ」
そして、車に乗り約三十分。
学校
佐々木が学校の校舎を見渡していた。その眼は新しいものを見た時の目だ。
ボクはその後佐々木を教室に送り、授業中にも関わらず特別に入らせてもらい、荷物などを手伝った。
佐々木の席の隣は運悪く秋本だ。
秋本は「リエ」と声をかけた佐々木はビクッと体を震わせボクの後ろに隠れた。
すると秋本は首を傾げた。
さて、どうしようか…隣が秋本だと質問攻めされるな先生にはリエが記憶を失ったということの連絡がいっているはず。一か八か頼んでみるか。佐々木の席の近くにいる柊先生に頼んでみる。
「柊先生」
「はっはい」
ボクは小声で「佐々木さんのこと…知ってますよね?」
「はい」
「しばらくの間彼女を一人の席にしてくれませんか彼女今人から話しかけられるのが怖くて…」
「分かりました。佐々木さん」ビクッ
「大丈夫担任の先生だ。何か困ったことがあったら聞くこと、怖い人じゃない」
「うん」
「佐々木さんはあそこの席に移動を」指差しあたのは中央のれるの一番後ろの席。
席を移動してからボクは「じゃあ」と言って教室に帰ろうとしたが
「シン…」と寂しそうに。
「大丈夫次の休み時間は絶対に行くから、ボクのクラスは三階の三年一組だ」
と言って帰った。
三年一組
「遅れました」
「事情は聞いている席へ」
「はい」
悠side
リエが来た良かった。
体調はよさそうだ。
でも…少し様子がおかしい、雰囲気とかそれに勝山先輩に…どうやらリエが変わったことに気づいているやつも数名。
あっそだ授業中だけどメールでひなた達に教えるか。多分見るだろう。
えっと『リエ来たぞ』と送信。
ひなたside
「ん?」
iPhoneが点滅している何だろう?
メール?悠から?
『リエ来たぞ』
時計を見た
「後二分で休み時間…!早く…!」
「ひなた?」
「リエが来たんだって」
「えっマジ!?」
シンside
キーンコーンカーンコーン
ダッシュ!そして佐々木の教室前
ガラッ
教室から先生が出てきた今丁度授業が終わったばかりのようだ。
そして教室のドアを開けると…
「シン!」
抱きついてきた、ちょっとこれはマズイ
「////リエこれはやめよう」
「あっごめん。でも来てくれてありがとう」
とニコッと笑った。
「リエ!」
日野は佐々木は体をビクッと震わせ、ボクの後ろに隠れた。
日野は首を傾げている。
「あれ?リエ?おーい」
ボクの後ろに隠れている佐々木を覗き込んでくる…
「優木、日野、秋本と水野と松田と田中を呼んできてくれ」
「「はい」」




