先輩とデート【コッチを向いてよ】
シンside
「佐々木?どうして下を向いているんだい?」
「えっと…」
「弱いんだね。撫でられるの」
「えっと…その…」
何も言えなさそうな佐々木。
「ビンゴか。ねぇコッチ向いてよ佐々木」
「嫌です」
嫌がられた、うーんどうしようか…
というかなんかボク、やたら攻めてるよね?
まあいいや今日は邪魔をするヤツもいないからせめても誰も文句を言わないよね?
さて…どうしいようか…
もう強引にあげてしまおう。
頭を撫でていた右手を頬を経由して顎へ、そしてクイッと上に上げた。
「ふぇ…」
可愛い…
恥ずかしそうに赤く染めた頬。
ちょっとイジメたくなる。
「コホン。これくらいにして次は何しようか」
と言うと佐々木は自分から手を繋いできた。
そういえばさっきから手を繋ぐのを嫌がってないな…というかまだ下を向いてる。
「ふぅ…佐々木」
「はい…」
返事はするが上を向いてボクと目を合わせてくれない…もう一回するか、
今度は空いてる左手でクイッと
「佐々木、どうしてボクと顔を上げてくれないんだい?」
「…ずかしいからです」
「ん?」
「恥ずかしいからです…」
「////////」可愛い//
リエside
駄目だ…もう…ドキドキして、顔が熱くなって…赤くなって…
これじゃもう…ひなたどうしよ…
私…私…先輩のこと…
好きになっちゃったかも//
シンside
「佐々木?ちゃんとボクと目を合わせてくれるかい?」
「はい…」
とゆっくり顔を上げる。
「何に乗りたい?」
「コーヒーカップです。さっきから先輩にイジメられてるんでお返しします!」
どうやら相当自信があるようだ。
ならば受けてたとう。
「じゃあ行こう」
「はい!」
今更気づいたことだが佐々木の手はボクが思ったより小さかった。
背も低くってまだ幼さが少し残っていてそこもまた可愛い。
“恋”っていいな。




