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約束だよ  作者: Small・Bear
本編
54/131

お仕置きタイム♪

リエside

「アンタ、今何しようとしてたの?」

「えとぉ…そのぉ」

物凄く慌ててる航平、ほんと馬鹿じゃないの?

「ドアの隙間から覗こうなんて、いい度胸してんじゃない…それに残念ね。

アンタが覗こうとしたときにはあたし達、もう着替え終わってたのよ」

「あ…え…」


「さぁ始めましょう♪楽しいお仕置きタイムをね♪」

「ひぃ!」

真人まさと真心まさし!悠!」

「「「了解!!!」」」

ガシッ!

航平の両腕を拘束こうそくした。

「お前馬鹿だなぁ。罪は重いぞ」

「確かに重いよぉ」

「フフフ…俺の痛みを味わえ…」

「悠…お前」

「行くわよ」


「いーやーだーあー」

「剛もお願い!」

「面倒だけど面白そう♪」

ガシッ!

剛が加わったことによって拘束する力が増し、航平は抵抗力を失った。

「リエ!俺の痛みをコイツに!」

「そうね」

「やれやれぇ~」

「剛…お前…」

「かわいそぉ~でも航平の自業自得だよぉ」

「だよなあ」


悪魔の微笑発動!!

「いつもの悠より、罪は重いわよ」

「ひぃぃぃぃい!!!」

「さぁ味わえ!!俺の痛み!苦しみ!」

「歯ぁ食いしばれぇぇぇぇ!!!」

ドーーーーーーーーン

腹にいっぱーつ、しかもいつもの俺よりヤバイ…


そして航平気絶。

ちーん

「航平君!」ちぃちゃんは傍に駆け寄る。

「そんな変態ほっとけばいいのよ。さっ航平も中に入れて」

「「「りょーかーい」」」

男子達がゾロゾロと教室へ入っていった。

「航平君…」


…ガヤガヤ

「教室の中の男子うるさいわねぇ。もう…コラ!うるさい!!静かに着替えなさい!!」

「凄いです…別に、こんなの普通よ」

「ねぇリエー」

ドアを開けてヒョイと顔を出した真人(まさと)

「どうしたの?」

「悠と真心(まさし)と剛がねぇ航平はどうするって聞いてるぅ」

「そうね……………あっ良いこと思いついた♪コッチに航平を連れてきて、勿論(もちろん)引きずってね♪」

「わっ分かったぁ」(リエの♪が怖いよぉ)


「おまたせぇ」

「コイツ重い…」

「右に同じ…」

「運ぶの面倒くさかった」」

「っでリエーどーするのぉ?」

「簡単なことよ。こーするの!!!」


パチンパチンパチン!!

頬を何回もビンタするが、航平は起きない。

ただ頬が赤くなっていくだけだ。

「起きないか…どうしよ…んーあっそういえば…バケツに水があったはず…」

「あれか?」

「えぇ」

悠はバケツのある方向へ指さした。剛は真心(まさし)ニヤニヤし始めた二人は今からやることを分かっているようだ。


「じゃっこれで航平を起こしましょう。よっと」

水がたっぷり入ったバケツを持って…

「みんな!下がって!」

みんなが下がったのを確認すると…

「じゃあ行くわよ!!てぇーい!!」

バシャー


「ぶへぇ!」

「「「あっ起きた」」」

「ゴホゴホッゴホゴホッ」

制服と髪がびしょ濡れの航平、まぁ自業自得ね。それに、この後も楽しみね。

フフフフ…今から何しようかしら?


「リエーどーするのぉ~?」

「そうねえ、姫木さんは何がしたい?」

「えっ!私ですかっ!?」

「覗こうとしたのよ。着替えてたからよかったものの…」

「じゃっじゃあ」

航平に近づき、人差し指と親指を合わせ…


ペチン!

「いって!」

「私は、デコピンでいいです」

ニコっと優しく微笑んだ。

流石(さすが)千砂姫と呼ばれていることだけはある。可愛い笑顔だ。でもそんなに私は甘くない。

「リエ!お前はさっき水をぶっかけただろ!それでいいだろ!」

「そーねぇ。でもそれは航平を起こすためよ。」

「なら、最初に俺の腹殴っただろ!!」

「そうよ」

「ならいいだろっ!!」

と言う航平。よっぽど私に殴られたくないらしい。


でも私は許さないわ。


悠side

「リエから凄いオーラが出てるよぉ。何か怖いよぉ(汗)」

「面倒なことが起きる前にリエを止めたが…」

「ボクもそう思う。」

「右に同じ」

「やべぇよ!絶対!!」

真人(まさと)、剛、璃気、悠、真心(まさし)の順で言葉を発した。

「おい悠。お前が止めろ」

「はぁ?何で俺が…真心(まさし)がやれよ」

「やだね」

「悠、お願いだよぉ」

真人(まさと)まで…分かったよ」

リエはずっと航平を睨みつけていて、航平は珍しくビビッている。

「さぁ、どう料理してあげようかしら」

料理って…そして“悪魔の微笑”を発動!

リエの“悪魔の微笑”が恐ろしく、一瞬足がすくんだ。


「おーい、リエー」

「何」怖っ

「そろそろ止めたほうが…」

「………」

「確かに、覗こうとした航平(コイツ)も悪い。だけどなリエ、もういいんじゃないか?一発殴ったんだし…気が済まないなら、止められなかった俺を殴れ」


「はぁ?アンタ何言ってんのよ!別にそこまで…あたしは…えっと…そのゆっ許してあげるっ!!

悠に免じてね!!」


(悠…ありがとう…!)


その後一瞬だけ、悠は航平を睨みつけた。



航平馬鹿ですよねー

ちぃちゃんは心が広いですよねー

リエはキレましたね。

そりゃきれますよ。

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