お仕置きタイム♪
リエside
「アンタ、今何しようとしてたの?」
「えとぉ…そのぉ」
物凄く慌ててる航平、ほんと馬鹿じゃないの?
「ドアの隙間から覗こうなんて、いい度胸してんじゃない…それに残念ね。
アンタが覗こうとしたときにはあたし達、もう着替え終わってたのよ」
「あ…え…」
「さぁ始めましょう♪楽しいお仕置きタイムをね♪」
「ひぃ!」
「真人!真心!悠!」
「「「了解!!!」」」
ガシッ!
航平の両腕を拘束した。
「お前馬鹿だなぁ。罪は重いぞ」
「確かに重いよぉ」
「フフフ…俺の痛みを味わえ…」
「悠…お前」
「行くわよ」
「いーやーだーあー」
「剛もお願い!」
「面倒だけど面白そう♪」
ガシッ!
剛が加わったことによって拘束する力が増し、航平は抵抗力を失った。
「リエ!俺の痛みをコイツに!」
「そうね」
「やれやれぇ~」
「剛…お前…」
「かわいそぉ~でも航平の自業自得だよぉ」
「だよなあ」
悪魔の微笑発動!!
「いつもの悠より、罪は重いわよ」
「ひぃぃぃぃい!!!」
「さぁ味わえ!!俺の痛み!苦しみ!」
「歯ぁ食いしばれぇぇぇぇ!!!」
ドーーーーーーーーン
腹にいっぱーつ、しかもいつもの俺よりヤバイ…
そして航平気絶。
ちーん
「航平君!」ちぃちゃんは傍に駆け寄る。
「そんな変態ほっとけばいいのよ。さっ航平も中に入れて」
「「「りょーかーい」」」
男子達がゾロゾロと教室へ入っていった。
「航平君…」
…ガヤガヤ
「教室の中の男子うるさいわねぇ。もう…コラ!うるさい!!静かに着替えなさい!!」
「凄いです…別に、こんなの普通よ」
「ねぇリエー」
ドアを開けてヒョイと顔を出した真人。
「どうしたの?」
「悠と真心と剛がねぇ航平はどうするって聞いてるぅ」
「そうね……………あっ良いこと思いついた♪コッチに航平を連れてきて、勿論引きずってね♪」
「わっ分かったぁ」(リエの♪が怖いよぉ)
「おまたせぇ」
「コイツ重い…」
「右に同じ…」
「運ぶの面倒くさかった」」
「っでリエーどーするのぉ?」
「簡単なことよ。こーするの!!!」
パチンパチンパチン!!
頬を何回もビンタするが、航平は起きない。
ただ頬が赤くなっていくだけだ。
「起きないか…どうしよ…んーあっそういえば…バケツに水があったはず…」
「あれか?」
「えぇ」
悠はバケツのある方向へ指さした。剛は真心ニヤニヤし始めた二人は今からやることを分かっているようだ。
「じゃっこれで航平を起こしましょう。よっと」
水がたっぷり入ったバケツを持って…
「みんな!下がって!」
みんなが下がったのを確認すると…
「じゃあ行くわよ!!てぇーい!!」
バシャー
「ぶへぇ!」
「「「あっ起きた」」」
「ゴホゴホッゴホゴホッ」
制服と髪がびしょ濡れの航平、まぁ自業自得ね。それに、この後も楽しみね。
フフフフ…今から何しようかしら?
「リエーどーするのぉ~?」
「そうねえ、姫木さんは何がしたい?」
「えっ!私ですかっ!?」
「覗こうとしたのよ。着替えてたからよかったものの…」
「じゃっじゃあ」
航平に近づき、人差し指と親指を合わせ…
ペチン!
「いって!」
「私は、デコピンでいいです」
ニコっと優しく微笑んだ。
流石千砂姫と呼ばれていることだけはある。可愛い笑顔だ。でもそんなに私は甘くない。
「リエ!お前はさっき水をぶっかけただろ!それでいいだろ!」
「そーねぇ。でもそれは航平を起こすためよ。」
「なら、最初に俺の腹殴っただろ!!」
「そうよ」
「ならいいだろっ!!」
と言う航平。よっぽど私に殴られたくないらしい。
でも私は許さないわ。
悠side
「リエから凄いオーラが出てるよぉ。何か怖いよぉ(汗)」
「面倒なことが起きる前にリエを止めたが…」
「ボクもそう思う。」
「右に同じ」
「やべぇよ!絶対!!」
真人、剛、璃気、悠、真心の順で言葉を発した。
「おい悠。お前が止めろ」
「はぁ?何で俺が…真心がやれよ」
「やだね」
「悠、お願いだよぉ」
「真人まで…分かったよ」
リエはずっと航平を睨みつけていて、航平は珍しくビビッている。
「さぁ、どう料理してあげようかしら」
料理って…そして“悪魔の微笑”を発動!
リエの“悪魔の微笑”が恐ろしく、一瞬足がすくんだ。
「おーい、リエー」
「何」怖っ
「そろそろ止めたほうが…」
「………」
「確かに、覗こうとした航平も悪い。だけどなリエ、もういいんじゃないか?一発殴ったんだし…気が済まないなら、止められなかった俺を殴れ」
「はぁ?アンタ何言ってんのよ!別にそこまで…あたしは…えっと…そのゆっ許してあげるっ!!
悠に免じてね!!」
(悠…ありがとう…!)
その後一瞬だけ、悠は航平を睨みつけた。
航平馬鹿ですよねー
ちぃちゃんは心が広いですよねー
リエはキレましたね。
そりゃきれますよ。




