入部届けと着替え
悠side
…次の日
「悠。ほら、起きなさい」
いつも通りリエが起こしにきた。
「ったくもう…」
「ふわぁぁ」大きな欠伸を一つこぼして目元をこする。
「おはよぉ~リエ~」
「おはよ。さっさと着替えて二階でご飯作ってるから早く来てよ」
「ふわぁい」
ベッドを抜け出し制服に着替える。しかし俺は本当に朝に弱いなぁ。つくづくそう思う。
つか、夜遅くまで起きてるからでもあるけど…
「ゆうぅ~ご飯出来たよぉ」
「今行く~」
テーブルに置いてあったのは、いつも通りの食パン二枚だ。
「いただきまぁす」
「はぁい」
隣りにリエが座っていて、現在おは朝を見ている。今日は晴れか、しかも気温が高い…
もうそろそろ夏だなぁ~海やプールやかき氷に…
「あっそだ」
そんな事を考えていると理恵は何かを思い出し台所へ向かった。
「?」
「悠、イチゴジャムいる?家から持ってきたんだけど…」台所越しに話しかけてくる。そして…片手には俺の好きなイチゴジャム!!
『今日の射手座のラッキーアイテムはイチゴジャムです』
おは朝の星占いでそういう結果が出た。
「一石二鳥!」
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リエside
「悠ー行くよ!」
「今行く!」玄関へ向かう。
「うわっやる気満々じゃん。練習道具一式ってww」
「いーだろ別に…」
そっぽを向く悠ちょっと可愛いかも
「じゃっ行きますか」
「うん。ちょい重い」
「ちょっと持ったげる」
「あいとー」
…学校
職員室にて
悠side
「「失礼しま~す」山田先生はいらっしゃいますか?」
「いるぞ、おっ佐々木と秋本じゃないか。どうした」
「コレ」
と言って入部届けを出すリエ。
「入部届け?陸上部にか?それに佐々木、マネージャーって…お前は選手のほうが…」
「いえ、マネージャーでお願いします」
「…まあ丁度いいかもな。マネージャーいなかったし、助かるよ」
「俺も」
リエに続いて入部届けを出す。
「秋本は…選手か、了解した。じゃあ明日から…」
「今日からお願いします」
俺は先生の言葉を遮った。
「道具はまだ揃ってないだろ」
「あります」
「そうか。じゃあ今日から、佐々木は?」
「あたしも今日からで」
「了解した。じゃあな」
「「失礼しましたぁ」ふぅ終わった~」
俺はあまり職員室が好きじゃない何故なら暑苦しいからだ
「悠早く、今日は体育祭の練習日でしょ。さっさと着替えるわよ」
教室へ向かった。
*******
リエside
「男子全員出なさい!女子が着替えるの!」
「「「はーい」」」←クラス男子全員
「真人、真心」
「「ん」」
「今日の騎馬戦よろしく」
「「了解!!」」
流石双子息ぴったり。
「男子全員聞きなさい、覗いたら…コロス…」
と言って私達は着替え始めた。
「よいしょ」
今、体操服の半袖に袖を通したところだ。
今日は騎馬戦がメインだから下は長ズボン。転ぶと危ないし、半ズボンよりはマシだと思うしね。
「…姫木さん」
「なんでしょう」
「聞いたわ。悠から…告白のこと…あの馬鹿分かりやすいから、何があったのって問い詰めたら白状したのよ。」
「そうですか…佐々木さんはどう思いましたか?」
「あたし?悠が決めたこと、あたしからは何も言うことはない」
「そう…ですか」
「そう……航平!!」
「ふひぃ!!」
私の大声にビックリした姫木さん。
あたしは教室の後ろのドアに手をかけ、そして開けた。
開けるとそこには、目の前にはしゃがんでいる航平を見つけた。




