朝練
ひなたside
学校
「「はぁはぁはぁ…」」
「ギリギリセーフだ。優木、日野」
腕時計を確認しながら勝山先輩は言った。
「勝山先輩…すみません。はぁはぁはぁ…電車が…」
「優木、訳は後で聞くとしよう。準備をしてこい、日野もだ。」
「「ハイ!」」
数十分後
ひなたside
「着替えてきました。今日の練習内容は?」と和也。
「今日は筋トレだ。通常は腹筋100回背筋100回だが、
ペナルティーで二人のメニューは、腹筋150回背筋150回、スクワット30回だ」
「「げっ」」
「何か?」
「「いえ」」
「二人一組。腹筋、背筋は50回ずつで交代。スクワットも15回ずつで交代だ。
終わったら今日の練習は終わりだ。二人とも喜べ、後もう少し遅れていたら。これより倍の練習内容だったぞ。」
「「う…」」
「では以上…」
「「ハイ!!」」
二人とも→(ほんっとギリギリでよかったぁ~でもやっぱりペナルティーあるんだ…)
********
その頃…
リエside
「先に悠着替えて」
「了解」
数分後
「着替えたぞじゃっ次あたしね。待ってて後、見たら殺すから♪」
「見ないよ。興味ないし」
…何かそれはそれでムカつく。
着替えた後…
「着替えたわよ。さっ行きましょ」
「へいへい」
グランド
リエside
「おっはよー」と私。
とものすごく元気いっぱいの挨拶をした。
「おはよぉ」
「リエおせぇ」
「やっと来たか」
「来たね」
「待つの疲れた」
真人、真心、航平、璃気、剛の順番で挨拶を返してきた。
「ごめん。電車が混んでて色々と…」
「いーよぉ。へーきぃ」
彼は木村真人のんびり屋のマイペースさん。
「おせぇ」彼は木村真心真人の双子のお兄さん。
いつもだるそうにしている。二人は一卵性の双子だ。
「リエ、俺だいぶ待ったぞ!」
「ゴメン航平。悠!アンタも謝りなさい!!」
「ごめん…」
「ったく」
「まあまあ僕もさっき来たばっかだし」
「はぁ…まっいっか」
「じゃっ練習を始めましょ」
「「「「はーい」」」」
「まず騎馬を組みましょう」
と言って乗った。メンバーは璃気、真人、真心だ。
前が璃気、右が真心、左が真人。
「いいよ。上げて」
騎馬が立った。騎馬に乗ったのはいいものの何かしっくりこない…
「うーん。一回降りる」
騎馬がゆっくり降りた。まるでお姫様を扱うように…
「えっとね。真人の右手は璃気の右肩。真心の左手はね、これで行くよ。」
もう一回乗った。
「っとよし。いい感じかな?本番もコレで、一回走ってみて」
「「「了解!!!」」」
「あたしが合図したら走ってね。行くよ、よーいドン!」
リエを乗せた騎馬が走って行った。普通では考えられないくらいのスピードで…
「すげー速い…あっ帰ってきた」
「OK降りる」
そっと騎馬がしゃがんだ。
「ふぅ。次は4×100m走リレーをしましょ。一走あたし、二走剛、三走悠、アンカー航平。
スタートダッシュは得意だから。じゃっしましょ、バトンならあるから。」
「え…どっから」
「陸上馬鹿の山田に借りた」
「そうか」(勝手に盗ったのかと思った…)
「盗るワケないでしょ。馬鹿じゃないの?ホラ早くチャイム鳴っちゃうでしょ」
私達はそれぞれ配置についた。
「悠行ける?」
「OK!」
「剛は?」
「こっちも!」
「航平!」
「OK!」
「じゃあ行くよ!よーいドン!」
リエside
あたし以外はみんな陸上経験者。
足引っ張んないようにしなきゃっ!
「はい!悠!」
悠side
リエからバトンをもらった。バトンの渡し方は驚くほど完璧だった。
リレーなんて久しぶりだな、剛と航平ともやるのも久しぶりだ。
しかも走順も変わっていないからやりやすい。
「はい!剛!」
剛side
悠とリレーなんて久しぶりだな。悠のヤツ、久しぶりだってのにやっぱり腕は落ちてないなやっぱり凄いよ。幽霊部員だったクセに(笑)
まっちょこっと来てたけど
「はい!航平!」
航平side
このメンバーは凄いな。
特にリエ。足速いしバトンの受け渡しが完璧だ。陸上部に入ればいいのに…




