疲れというものを知らない奴
みんなでお出かけ!!
レッツゴー!!
悠side
プルルルルルル
プルルルルルル
プルルルルルル
電話かよ…人がこんなに気持ちよく寝てるのに…。
「ん…」
スマートフォンを手に取り、電話に出た。
「はいもしもし…」
「よぉ!悠!」
「何だ…航平か」
「何だ…ってなんだよ」
「で、何の用?手短に頼む」
少し沈黙が続き…。
「遊ぼーぜ!!」
「は…?」
遊ぼーぜって昨日出かけたばっかで、さっき航平が帰ったばっかりだぞ。
コイツは疲れというものを知らないのか?
「来るか?」
航平の言い方はまるで来てほしいと頼んでいるように俺には聞こえた。
「はぁ…行けばいいんだろ」
「よし。俺んち集合な」
服を着替え、自転車に乗って航平の家に向かった。
*******
航平の家の前
ピンポーン
インターフォンを押した。
『はーい』
「俺だ」
『ちょっと待ってろ』
「ちょっと待ってろって…はぁ~」
数分後
「よっ!」
「よっ!って…」
「カラオケ行こう!」
「はぁ?」
「いやだから、カラオケ」
コイツめっちゃテンション高いんですけど…。
「カラオケって…二人でか?」
「いや、違う。後二人誘った。おーい早く来いよ」
玄関に向かってそう言った。
「聞こえているのか?」
「さぁ?」
すっげぇてきとー(笑)
「お待たせ」
玄関から出てきたのは…
「和也遅いぞ」
「ごめんごめん。荷物まとめるのに時間がかかってさ」
コイツはとなりのクラスの優木和也コイツはしっかりしていて頼れる存在。
陸上部で短距離をしている。
背は173cm後半だ。
何故かジャージ。
「何でジャージ?」
「航平に動きやすい服装で来てって言われて」
「そうか。んで、後一人は?」
「もう来ると思うんだが…」
「おはよっ」
ニッコリ微笑んだ彼女。
「おはよう。ひなた」
「おう、やっと来たか」
「ひなた…」
日野ひなた中学校のときの友達でリエとすごく仲がいい。
今は違う高校だけど、和也は自転車を出した。
ひなたは歩きのようだ。
「じゃあ行こっか!和也乗せて!」
「歩いていきなよ」
「嫌だ」
「…はぁ仕方ないなぁ。後ろ乗って良いよ。」
「やった♪」
*********
ひなたside
「はぁはぁはぁはぁしんどっ!」
「和也大丈夫?」
「心配すんなって」
「うん…」
心配だけど、和也がそういうなら大丈夫だよね。
悠side
ラウンドワンのカラオケ
「航平はEXILEの曲よく歌ってるなぁ」
とカラオケのリモコンを弄りながら言ったひなた。
「知らねー」
と言ってソファーの寝転がった。
「悠、せっかく来たんだから歌ったら?」
「いいんだよ。ひなた航平の付き添いみたいなもんだから」
「ふぅん。和也は何歌うの?」
「そうだなぁ…EXILEかな」
「そうなんだ。私はAKB48のヘビーローテンションかな?えっと転送っと」
転送した後、ひなたはテーブルにリモコンを置いた。
それと同時に航平が歌っていたEXILEの曲が終わった。
「ふうストレスはっさーん♪」
「よかったな」
「次あたし!」
とそれから俺以外の航平、和也、ひなたは歌いまくった。俺は結局歌っていない。
ラウンドワンのカラオケにいた時間は9時間。
それから俺達は家に帰った。




