打ち上げ
悠side
俺の家の前に着いたリエは勝手にこんなことを言い出した。
「打ち上げをしましょう。悠ん家でね、もちろんメンバーは全員よ」
「へ?」
と唖然とする俺。
「ごめん僕はパスするよ。明日出かけるんだ、だから」
「そっか航平は来るよね」
「おう」
話に入れない…
だが、リエは淡々と話を進めていく…
「じゃあ決定ってことで、来るでしょ?姫木さん」
「はい!」
俺を置いて話を進めないでくれ
「じゃあレッゴー!!」
…もう、どうにでもなれ。
「あたしは家またいで悠ん家行くわ」
「私も!」
「「じゃあ」」
「はぁ」
疲れた。
二人は自分の家に一度戻った。
「航平入ってくれ」
鍵を開けた。
「お邪魔しまーす」
靴を脱ぎに階へ向かう。
「荷物適当に置いていて」
航平が荷物を適当に置いた後、ソファーに腰をかけた。
…ベランダが開く音がした。そして階段を下りてくる。
「悠お待たせ」
「お待たせです」
手にお菓子を大量に持ってきた。ポテチなど色々…
そして二人はテーブルにそのお菓子を置く。
「ジュース冷蔵庫にあるから適当に好きなもん選んで、あっオレンジジュース二つお願い」
「はぁい」
「オレンジジュースでいいよな」
一応航平に聞く。
「あぁ、よく分かったな」
「長年の付き合いだから分かるよ。俺はな」
「じゃああたしはこれ」
「私はこれを」
カチッと音を立て空き缶が開いた。
リエはゴクゴクと缶ジュースを飲む。
「ぷはぁ~美味しい~!」
おっさんかよ。
そしてちぃちゃんもゴクゴクと飲む。
「美味しいです」
そして二人ともガブガブ飲む。
空になると二人はまた台所に行き、今度は二つ持ってきた。
そしてまた飲む。
「ひっく」
リエは言う。
「ひっく」
ちぃちゃんも言う。
しかも二人とも顔が赤い…
「航平、二人とも様子がおかしくないか?ひっくって」
「だよな」
「ひっく」
とまたちぃちゃん。
「もしかして…」
缶を見てみる。
"お酒"
と書いていた。
何でここにお酒が…
まさか!




