枚田パーク
レッツゴー!!
悠side
「もうすぐ着くよ。みんな降りる準備をして」と璃気が教えてくれた。
「ハイ!」
目をキラキラと輝かせ、ワクワクしているちぃちゃん。俺達は降りる準備をし始めた。
「着いたわ」
「みんな降りよう」
と璃気は言い。リエ、ちぃちゃん、航平、俺、璃気の順番でリムジンから降りた。俺はリムジンから降りると大きく伸びをした。いやぁよく寝た。
「では坊ちゃま、私は本社のビルへ行きます。お帰りの際はご連絡を」
「あぁ分かった。爺帰りも頼む。じゃあみんな行こうか」
入場券とフリーパスを買うために受付に行った。
「俺が皆の分をまとめて買ってくるよ」
「頼む悠」
数十分後
「はいどーぞ。入場券とフリーパス」
「ありがとう」
入場すると、売店やお店が沢山合った。
「俺ジェットコースターに乗る!」
と言って高校生のクセに小さい子供のようにはしゃいでいる。そしてジェットコースターを見つけると…
「行って来る!」
といって走って行った。
「航平待て~!」
航平を追いかけた。そして俺達もジェットコースターに乗る。
「それでは発進しまーす」
カタカタカタカタと音をたて徐々に上がっていくジェットコースター。
超こえー…
「たっけぇすっげー!」とニコニコだ。
よく平気でいられるなぁ。
「高い高い高い高い高いたかいぃいぃぃ!!!」
と隣の席のリエ。コイツこんなに高い所ダメだっけ?
そして一番上に来て…
「いぃぃやややああぁぁぁぁきゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!
いやあぁぁぁいやあぁぁきゃあああああ!!!!!!!!!!!」
リエの悲鳴がうるさい…しかもコノジェットコースターすっげー怖い。
「うわぁ~~~~~!!!!!ああぁぁひやぁぁ!!!」
ジェットコースターを乗り終えると航平とちぃちゃんはものすごくテンションが上がっていた。
「超楽しかった!!」
「私もです!」
「もっかい行って来る!」
「私も!」
「好きなだけ行って来い。乗りすぎて酔ったりすんなよ」
俺が言った後、二人は駆けて行った。
「リエの様子は?」
俺と璃気はジェットコースターの近くのベンチにいた。ジェットコースターを乗り終えたリエは気絶していた。コイツ高所恐怖症だったっけ?よく覚えていない。
「「きゃああああああぁぁぁ!!」」
ジェットコースターから航平たちの声がよく聞こえてくる。
「悠」
璃気が話しかけてきた。
「ん?」
「僕お茶買ってくるよ」
「頼む」お茶を買いに行ってくれた。
「乗るのが嫌だったら嫌って言えばいいのに」
頬をツンツンと突いた。寝顔は本当に幼い頃から変わっていないなと思う。
…寝顔ちょっと可愛いかも。
「はぁはぁっ悠、買ってきたよ」
璃気が帰ってきた。走ってきたのだろう、少し息が荒い。
「ありがとう」
お茶を受け取った。
リエはいつも通り左向きで少し丸まって寝ている。
「ん……」
「リエ?」目が覚めたばかりのリエに話し掛けてみる。
「ん…悠…?」
「璃気もいるぞ」
「そうなんだ」
「良かった…目が覚めたんだね」
リエはゆっくり起き上がり周りをキョロキョロと辺りを見渡した。
「ここは?私、ジェットコースターに乗ってたんじゃ」
「気絶してたんだよ」
と璃気。
「え、気絶?」
「お前高所恐怖症か?」
「まぁ…ね、でもそこまで重症じゃないよ。小さい頃よりだいぶマシだけどね。でもいざとなると…ね…」
「ふぅん」
「ゆうぅ~」
振り向くと航平とちぃちゃんが走って来ている。別に走らなくていいのに…
「リエ、どうだ…はぁはぁ体調は…」
「大丈夫、ご迷惑をおかけしました」
「迷惑じゃないよ。良かった」
「そっか。でも、ありがと」
「うん」
「じゃあ行きましょ」
と言って遊園地を色々まわった。
急流滑り、空中ブランコなどなど…
「腹減った」と言い出した航平。
「そうだね。じゃあお昼にしようか、売店に行こう」
「待って下さい」
売店に向かおうとするとちぃちゃんが止めた。
「私、お弁当作ってきました」
「奇遇ね。私も」
リエとちぃちゃんの間に何かビリビリと電流が走っているような…。
「二人の作った弁当を食べよう」
ということになった。
お弁当!!




