リムジン
悠side
リエは先頭に立って歩き出した。あの馬鹿リエが考えていることは俺には分からん。
小さい頃から色々振り回されてきたしな。まぁリエが楽しんでいるからそれでいいんだけど。
つか、リエ歩くの速いし足が疲れてきた…。
どんなけ歩くんだよ。
そんなことを考えているとリエの足が急に止まった。
「ここよ」
「へ?」
駅から数分歩いたところある公園に連れて来られた。
「ここよ」ってここただの公園だろ?
こっからどうすんだ?
と疑問を抱いていると、リエはスマートフォンを取り出した。
「電話するから静かにしてて」
プルルルルル
プルルルルル
「おはよ、あたし。うん、そう、うんうん。んじゃ」
「誰ですか?」
「すぐ分かるわ」
と言った。
すぐ分かるったってなぁそんなにすぐ…
「ほら来た」
「はや!…え」
すぐ分かった…
リムジンが現れ、そしてリムジンは俺達の前に止まった。このとき、このリムジンが何のためにあるのかということはリエを除く俺と航平とちぃちゃんは分からなかった。
そしてリムジンのドアが開いた。
*********
「やぁ」
と涼しい顔をして現れたのは長谷璃気。
コイツは大手企業会社の跡取り息子で超頭がいい。英才教育を受けているとか…んでコイツの家は金持ちなんだ。
まぁでっかい企業会社だかんな。
「ごめん遅くなって…あの馬鹿(航平)が遅くてね。すぐ連絡できなかったの」
手を合わせリエは謝罪した。
璃気は少し微笑み
「別に構わないよ、予想の範囲内だし」
と言った。どんなけ計画的なんだよと思う。
「まぁとにかく乗って」と招かれリムジンに乗った。
「キャンピングカーみたいだな!」テンションマックスな馬鹿な航平リムジンのどこがキャンピングカーに見えるんだよ。と心の中でツッコンだ俺。
「そうかなぁ?キャンピングカーより小さいよ」
まともに答えることないのに…
「んなことねぇ!なっ!悠」
「そうだな」
とりあえず返事をしておく、しかしそんなにテンションが上がったりするのかと疑問が残る。
「さぁさぁ座って」
「おう」
全員が座るとリムジンは動き始めた。
「それにしても凄いですね」
珍しそうに辺りを見渡す。
「君が姫木さん?」
すると璃気はちぃちゃんに話しかけた。
「悠と航平から聞いてるよ。僕は長谷璃気よろしく」
「姫木千砂です。よろしくお願いします」
ちぃちゃんはお辞儀をする。
自己紹介をした。
リムジンも枚田パークに向けて走り出した。
俺は非常に眠い。なんか航平は騒ぎ出したし…
まぁみんな楽しそうだ。一人くらい寝ても問題はないだろう。
ということで寝る。
次起きた時はもう着いているかな?
まぁいいか今はおやすみ。
私も一度でいいからリムジン乗ってみたいです!!
いいなぁ悠達。




